しばらく練習に行けず、選手諸君には申し訳ない。
先般書いた祖父、先日亡くなり、葬儀でバタバタしていた。
まあ90まで生き、大往生だと思う。
闘病中の見舞い、また葬儀も多くの方に来ていただいたのだから、
故人も感謝していると思う。
OB会長、ボクシング部員一同から弔電もいただいた。
ありがとうございました。
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葬儀の前、枕業の際、いつも法事のお勤めをしていただいている
お坊さんに来ていただいた。
爺さまと仲良くしていただいたことや、自身が大病を患っていることもあるのか、
人の死に多く接しているはずの、お坊さんが泣いていたことが印象的だった。
そのときのお坊さんの話。
「人が死ぬときの表現は”息を吐く”ではなく、”息を引き取る”という風に言おう?
それは、生きている人が”故人の息を引き取る”という意味なんよ。
”息を引き取る”というのは同時に”故人の持っていたご縁を引き取る”ということ。
人は一人じゃ生きていけん、様々なご縁をおじいちゃんが家族に
残してくれているわけじゃから、大切にしたげてや」
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人の死というものに、直面してはじめて考えることが多くある。
見舞いや葬儀に来てくれた、祖父の知り合いを通して
祖父がどう生きてきたか、或いはどんな考えだったかというものを
自分が見ていた孫という以外の角度から見ることができた。
そういう意味で祖父のご縁から、ワタクシ自身も多く学んだのだと思う。
by かんとく