オッス、オラ仲摩!
みんな元気にしてっか?
この前の試合、大商大との一戦は4-5で惜しくも負けちまった。
オラもウエルターで出場したんだけど、「あ、ウイークリーの人が出てる」と
会場をザワつかせてしまったみたいだな。
・・・・・
でもそれで勝てば良かったのに、負けって恥ずかしいな。
緊張してスタミナ切れしちまったのが原因なんだけど、試合後に
「負けたのは仲摩さんに才能が無いから、とはオレは思わん。
日々の修行を周りの奴が誘ってくれて、一緒にやろうといってくれているのに、
誤魔化して、誤魔化してやろうとしなかったことが結果だな。
あとはプライドの問題だからな。」
でも、今やるべきことは、リーグ戦に出るメンバーのフォローと共に、
次の試合に向けて修行していくしかないな!
残念ながらRSCされちまったから、オラは関大戦は出れないけど、
みんな、KGボクシング部を応援してくれよな!
↑試合後、関大前通りにある高級中華料理店”キング”で
やけ食いをしていた仲魔さんを直撃。
--「仲魔さん、映画『ボックス!』で鏑矢役の青年の髪型、
HPの仲魔さんの髪型をベースにしているらしいですね?」
仲魔「そのようですね。私にもオファーが来てたんですが、
リーグ戦でウエルター(~69kg)出場するボクが、
旧フェザー級(~57kg)の役をするとお客さんが違和感を感じるかと思い
辞退しました。リーグ戦の準備もありましたしね」
--「映画はもう見られましたか?」
仲魔「私の見た回だけかもしれませんが、400人ぐらい入る劇場に
100人ぐらいしかいなかったことが気になりました。
見たい人は早く見に行かないと打ち切られるかもしれません。」
--「やっぱり主演が仲魔さんじゃなかったから、
見たいと思う客が少なかったのかもしれませんね」
仲魔「わかりませんが、私は小説をお勧めしますね。映画にすると
どんな物でもそうですが、その物語の持つ深みが減ることが多いですし。
あとアマチュアボクシングの映画が出来るならば、
アマチュア関係者で携わっていたかと思いますが、出来る限りアマチュアのルールと
そしてその魅力を伝える役割を持つ人が、制作側と時間をかけて話をし、
或いは現場に立ち会って、おかしな点は修正してほしかったと思います。
サブセコンドがリング上に上がってるのをみて”なんでやねん”と
突っ込んでしまいましたし。」
※上記は仲魔さんの口を借りて、監督が書いたものです。
映画『ボックス!』の最後に、”アマチュアボクシングのルールとは
異なる場面があります”という表記もありましたが、
原作者が地味な取材を繰り返した上で、忠実にアマチュアボクシングを
再現していた小説で、リスペクトしていたからこそちょっと残念でした。
あと、事務所の問題だとは思いますが、ストーリーが変わっていたところが
私が魅力を感じる部分を半減させたかもしれません。
ま、仲魔さんはネットで調べて、中学生の書いた作文『のび太という生き方』を
読んでみてください。