『2010年度龍谷戦総括』について byかんとく

龍谷戦、残念ながら0-9と大敗。

試合後に言ったとおり、自分が弱いところを補強する練習は

してきたのかもしれない。

が、結果が伴わなければ、その練習はしてなかったものと取られても仕方がない。

なぜならば、我々は結果を求めているはずである。

下記に、各選手について罵詈雑言を書くこととする。

・・・・・

【前田】 同志社戦よりは動きが良かった。

よく見切れていたと思うし、的確にパンチも当てていた。

ジャッジの一人は前田を指示している点で、接戦であったことは明白だ。

が、課題は自分が強いパンチを打ち込むための動きを

リング上で発揮しきれていなかったことが敗因だ。

反則でバックハンドブローをとられていたことは

相手に外を取られていたことが明白になった。

前に比べて下がる頻度が減ったのは良いが、下がるのが何故悪いかというと

結局のところ、①ポジショニングに不利、②体重が後ろに乗るということ。

逆に言えば上述とは真反対の動きをすることが、勝つためにすべきことだ。

そのために一番意識すべきことはやはり基本の動き。

上記の目的意識を持ち、基本の動きを正しく反復練習すべき。

・・・・・

【宮本】 スタミナが早くに切れ過ぎた。

同志社・吹田くん、龍谷・金くんとも実力のある選手だからこそ、

下がっていては、有利なポジショニングをされてしまう相手だった。

対策は、相手を前でとめるための重心と、そのリズムを意識して練習。

スタミナが切れるならば普通のシャドーと並行して、重りを持ったシャドーなど

いざ打ち込んだ際に負荷のかかる筋力に、少し大きな負荷をかけての

シャドーなどを行っておけばスタミナロスが軽減される。

例えば、1kgダンベルをもって、普段のシャドーと同じ動きができるか

意識しておこなって欲しい。

・・・・・

【岡本】 まだキャリア不足だったか。

攻めているときは良いストレートが当たっていた。

動きを見ていれば4年間しっかり練習してきたことがわかる市田くんが

岡本の左が全く見えていないという状態だった。

良いものを持っているのだが、いざ攻め込まれ時の対応策の不足を

よく理解できたと思う。

市民大会レベルでは彼ほどの相手はなかなかいないのだから

これを糧に学ぼう。

OBからの指摘をしっかりノートに記述している姿勢など、非常に真面目に

取り組んできているのだから、この試合も悪かった点と共に、

例えば今回の相手の市田くんにでも良い、しっかり対応策を情報収集し

早急に練習に着手して欲しい。

・・・・・

【石丸】 前回に比べれば格段に良い。

ローヘッドの件、意識して練習に取り組んできたと思う。

ただ、何故ローヘッド、つまりは反則をしないように練習するかといえば

勝つために不利だからである。

これと同時に、悪いポジショニングで戦うことも勝つためには不利に作用する。

ということは、これもまた改善していかなければならない。

本来はポジショニングに何の不得手感もないはずなのに

熱くなったために得意のストレートでの位置取りができなかったのがもったいない。

石丸ほどのキャリアがあれば、どの距離、どのパンチが有利に働くか、

それを試合のなかで判断しなければ、頭を全く使ってないことになる。

以降、その意識を持って練習して欲しい。

・・・・・

【金澤】自分の目に自信があるのは良いが、スウェーに頼りすぎた。

どんなに背筋力があっても、下がりながらのパンチはKOパンチになりえない。

それでKOパンチになりえるのは、世界選手権クラスのものだけと

認識したほうが身のためである。

打ち込まれたときに、重心が後ろにのるかわし方はその後につながらない。

よって相手に脅威を与えられないので、かわし方(ダッキング、ウィービング)を

再度基礎からやり直し身体になじませること。

・・・・・

【山田】岡本と同じく良いストレートが打てるが、ディフェンスがザル。

まずパンチが飛んで来ても、目を瞑ってはならない。

たとえ相手にパンチ力があって怖さを感じても、自分の身体に当たるまで

ずっと見ていなければならない。

それが出来なければ、或いは大きな事故につながる。

もう一度、しっかりと見てディフェンスする癖をつけよう。

・・・・・

【高木】 相手の金成龍君は強いパンチを打ち込んでくるが、

おくさず前に出て打ち続けたことは非常に評価できる。

ただ、パンチに力がなかった。パワー不足だ。

しっかり強く打つ。その認識は練習中に一瞬たりとも忘れるべからず。

例えば相手のガードを崩す為に軽い連打を打ったとしても、

あくまで”その後に強いパンチを打ち込むため”と思い練習しなければ、

ポイントが取りきれない。

”ガードがなければ相手がひっくり返るパンチ”をサンドバッグに

毎日何百発も何ヶ月も打ち込んで、始めて試合に出せるものと思うこと。

・・・・・

【田尻】待っていて何があるのか。

重量級はパンチが当たれば一発でひっくり返ることも当然の世界。

逆に自分から打ち込めば、相手がひっくり返る可能性はゼロではない。

待っていて、相手がひっくり返る可能性はゼロである。

・・・・・

試合に出なかったメンバー、応援疲れましたか?

だから後半声が少なくなったんですか?

それとも関学の勝ちがなくなったから応援をやめたのですか?

例えそうなら、非常にひどいメンバーだと思う。

関学の負けが決定しようが、リングの上で試合している部員は

今まさに勝ちを求め、練習してきたことを出そうとしている。

その彼を応援する気はないのですか?

あなたが試合に出る立場であったならどう思うのか?

そんなメンバーばかりだとしたら、それが求めるチームの姿なんですか?

by かんとく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください