『関関戦での反省点』について byかんとく

昨日は関関戦。

試合の詳細は後ほど書くが、結果は2-7で敗退。

まあ、対抗戦にもかかわらず、3人も不戦敗であって勝てるはずがない。

ボクシングの対抗戦というものは、将棋の名人のように、

稽古をつけるために飛車角落ちでやるのとは違う。

体調管理が不徹底であることの証明であろう。

僕は気をつけていました、と言いたいかと思うが

何の為に日々の練習をしているのかを考えてホシイ。

他の大学のことは知らないが、

「勝つため。が同時に、例え負けたとしても(つまりはより多くパンチを

当てられたとしても、或いは強烈な攻撃を受け、試合が止まったとしても)

甚大なダメージを受けない」ための練習をしているのではないのか。

それ以前に土俵に上がれないで、どうやって横綱を目指せると言うのか。

・・・・・

そういう意味では非常に勉強になった、というか今後学ぼうとしなければ

今後ボクシングなぞやるべきでない、と思わざるを得ない試合であったと思う。

主将は激しい打ち合いの結果、ダメージを受けた。

先週練習に言った際も本人が言っていたように、

「打ち合い覚悟で試合をしなければ圧倒される」相手であったはずだ。

つまり、それほどの相手に対しての準備をしてきたつもりが、

結果として負けは仕方ないにしても、大きなダメージを受けたということは

準備になっていなかったということになる。

ガードはしっかりしていただろう、だがガードに頼り過ぎた。

またガードがもろかったのも敗因の一つだ。

或いは副将は自分のボクシングをやっていたつもりであろう。

だが、自分が打たれ強いとはいえないことを認識しており、

強打の相手と当たる可能性が高いことは分りきっていたはずだ。

であるならば、一発もらったら倒れる、と言う位の集中力があって

しかるべきであった。

にもかかわらず、安直な攻撃パタンになれば、相手はそこを狙いやすい。

両名とも、負けるべくして負けたと言える。悔しいが。

・・・・・

別に負けた面子を貶める為に書いているわけではない。

勝った2名で会っても、準備不足は否めなかった。

宮本はパンチが大きすぎた。

と言うのもスタミナ切れのためであろう。

スタミナの強化は前から何度も話をしてきた。

だがそれが結果としては身についていなかった。

だから気を追い、肩に力が入った結果、そういうパンチになっていた。

或いは、手数を出すと言う練習を繰り返してきたが、それも出ず。

理由として考えられるものに、減量と言うものもあろう。

だが、”関関戦は減量せざるを得ない可能性が高い”というのも

前々から予見でき、準備をしようと思えば出来たこと。

石丸は大学での初勝利は嬉しいものだ。

苦労していたのもよくわかっている。

が、やはり自分の得意なパンチであるはずの、ジャブが”ぬぅ”っと出ていた。

試合に向けて調整中だったのはわかるけども、結局その調整中に

ミットでやっていた”ぬぅ“っと出すジャブがそのまま試合に出た。

本来の実力を出し切れば、宮本にしろ、石丸にしろ、2ラウンドの途中で

試合がとめる事ができたことは、両名にはよくわかるはず。

・・・・・

後は応援、つまり試合に出場する以外の者達がどれだけ選手のために

自分が力になろうと真摯に考えてきたかに、疑問が残る。

応援、したからといって勝つといえないことは、誰でもわかっているだろう。

声を出したからといって、選手の耳には届いても、その頭の頭で届くとは限らない。

だからこそ、より選手の頭に、心に届くような声の出し方の工夫が

求められるものだと思う。

頭に届けばアドバイスであり、心に届いてこそ始めて応援と言えるのではないか。

ワタクシ自身を含め、全員に問いたい。

本当に勝ちたかったのか。

そのために本当に、準備、段取り、工夫をし尽くしたと言えるのか。

折角の敗戦だからこそ、もう一度考え、話し合ってホシイ。

by かんとく

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