オッス、オラ仲魔。
みんな元気にしてっか?
今日は龍谷大学に出稽古に行ってきたぞ。
今年は1部リーグだしな。
気合入れて練習してきた選手は、1回生でもスパーリングさせてもらってたぞ。
結果ボコボコにされていたけど。
でもやっぱり実戦経験って大事だしな!
それはそうと、関学の選手と龍谷の選手を見比べて思ったことが二つあるぞ。
一つ目は関学の選手はパンチを握っていない選手が多い、ということだな。
監督はよく「ボクシングなんて、殴られるより先に殴って倒せば勝ち」って言ってるけど、
それは「殴る=倒せるパンチ」ということでもあるよな。
手数を出す、確かに重要なことだけど、一発で倒せるほどのパンチってのは
やっぱり研ぎ澄まされたスピードと、当たる瞬間に握りこむことだよな。
例えばサンドバッグの打ち方一つでも、その思いをもって練習しているのと
何の気なしに練習しているのは違うよな。
もう一個、監督が言っていたのが、
「疲れたときに握力が落ちると思うならば、その準備をすればいい」ということだな。
例えば、わざわざ身体を疲弊させる為にランニングに行き、
帰ってきてからサンドバッグに打ち込むとか、工夫が必要だよな。
・・・・・
二つ目は龍谷の選手は足の使い方が上手い、ということだな。
状況を考えて前後左右に位置を変えてたけど、
うちの選手の場合は、自分の得意なステップに頼りがちだな。
例えばツジマルなら、基本的には前後しかステップがねえし、
石丸は基本的に左右、羽賀ちゃんは前にしか移動しねえ。
これはパターンに嵌れば強いかも知れねえが、
相手のパターンに嵌ったとき、一気に攻めきられちまう可能性が高いしな。
人間って自分の好きなこと、得意なことはいくら時間をかけてもそんなに疲れないけど、
弱点を補強するには、やっている以上に疲労を感じるもの。
でも投げられねえよな、やっぱ強くなんねえといけねえしな!
みんなKGボクシング部を応援してくれよな!
↑カイちゃんは、”しっかり握りこまないで打つパンチ”にかけては近年まれに見る
天才振りを発揮してるらしいぞ。(監督談)
その結果の親指固定ギプスは、今年の関学ボクシング部での流行ファッションだな!
↑上述の文章においても、写真においても頭の切れ方が半端でない、仲魔さん
--「頭は大丈夫ですか?」
仲魔さん「少々脳細胞が減っても大丈夫です」
--「インタビュアーの見方では、頭以上は脂肪を取った方がいいと思いますが。
大分帰省の際はロードワークはどのくらいされていましたか?」
仲魔さん「全くしませんでした」
--「一部リーグでも、その重りをつけて戦い、勝つということですか?」
仲魔さん「当然じゃないですか!」
※上記は監督が思ったことを仲魔さんの口に語らせたものです。
それにしても仲魔さんはすごい。
1部リーグで監督はライト級出場させるつもりでいるのに、いまだにウエルターである。
今日は諸所の都合によりいなかったが、龍谷のエース周くんがいたら、
その豪腕で倒すつもりであった模様。
本気になって減量、というよりも適正体重にならなければ、
龍谷戦は仲魔さんのウエルター級出場をさせます。
まあ、彼の戦闘力を考えれば必要ないと思いますが、
全国レベルの実力を持つ周くんに、どんなにボコボコに殴られてもタオルは投げません。