WEEKLY NAKAMA(vol.25) ~ウエルター仲魔さん編~

オッス、オラ仲魔。

みんな元気にしてっか?

今日は龍谷大学に出稽古に行ってきたぞ。

今年は1部リーグだしな。

気合入れて練習してきた選手は、1回生でもスパーリングさせてもらってたぞ。

結果ボコボコにされていたけど。

でもやっぱり実戦経験って大事だしな!

それはそうと、関学の選手と龍谷の選手を見比べて思ったことが二つあるぞ。

一つ目は関学の選手はパンチを握っていない選手が多い、ということだな。

監督はよく「ボクシングなんて、殴られるより先に殴って倒せば勝ち」って言ってるけど、

それは「殴る=倒せるパンチ」ということでもあるよな。

手数を出す、確かに重要なことだけど、一発で倒せるほどのパンチってのは

やっぱり研ぎ澄まされたスピードと、当たる瞬間に握りこむことだよな。

例えばサンドバッグの打ち方一つでも、その思いをもって練習しているのと

何の気なしに練習しているのは違うよな。

もう一個、監督が言っていたのが、

「疲れたときに握力が落ちると思うならば、その準備をすればいい」ということだな。

例えば、わざわざ身体を疲弊させる為にランニングに行き、

帰ってきてからサンドバッグに打ち込むとか、工夫が必要だよな。

・・・・・

二つ目は龍谷の選手は足の使い方が上手い、ということだな。

状況を考えて前後左右に位置を変えてたけど、

うちの選手の場合は、自分の得意なステップに頼りがちだな。

例えばツジマルなら、基本的には前後しかステップがねえし、

石丸は基本的に左右、羽賀ちゃんは前にしか移動しねえ。

これはパターンに嵌れば強いかも知れねえが、

相手のパターンに嵌ったとき、一気に攻めきられちまう可能性が高いしな。

人間って自分の好きなこと、得意なことはいくら時間をかけてもそんなに疲れないけど、

弱点を補強するには、やっている以上に疲労を感じるもの。

でも投げられねえよな、やっぱ強くなんねえといけねえしな!

みんなKGボクシング部を応援してくれよな!

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↑カイちゃんは、”しっかり握りこまないで打つパンチ”にかけては近年まれに見る

天才振りを発揮してるらしいぞ。(監督談)

その結果の親指固定ギプスは、今年の関学ボクシング部での流行ファッションだな!

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↑上述の文章においても、写真においても頭の切れ方が半端でない、仲魔さん

--「頭は大丈夫ですか?」

仲魔さん「少々脳細胞が減っても大丈夫です」

--「インタビュアーの見方では、頭以上は脂肪を取った方がいいと思いますが。

大分帰省の際はロードワークはどのくらいされていましたか?」

仲魔さん「全くしませんでした」

--「一部リーグでも、その重りをつけて戦い、勝つということですか?」

仲魔さん「当然じゃないですか!」

※上記は監督が思ったことを仲魔さんの口に語らせたものです。

それにしても仲魔さんはすごい。

1部リーグで監督はライト級出場させるつもりでいるのに、いまだにウエルターである。

今日は諸所の都合によりいなかったが、龍谷のエース周くんがいたら、

その豪腕で倒すつもりであった模様。

本気になって減量、というよりも適正体重にならなければ、

龍谷戦は仲魔さんのウエルター級出場をさせます。

まあ、彼の戦闘力を考えれば必要ないと思いますが、

全国レベルの実力を持つ周くんに、どんなにボコボコに殴られてもタオルは投げません。

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