WEEKLY NAKAMA(vol.18)

オッス、オラ仲魔。

みんな元気してっか?

オラも他の1回生と同じく、昨日初めてスパーリング大会に出場したゾ。

結果はすでに前項で書いてるけど、失格負けしちまった。

普段の修行でも、ミット打ちやシャドーのときに、よく「相手をイメージしろ」とか

「試合になれば相手も殴ってくるんだから、攻撃のあとに注意しろ」とか

そんなアドバイスを受けたけど、今日のスパーリングで初めて実感できた。

やっぱり、相手も必死になって勝とうとしてくるから、やっぱ圧力がすげえ。

うわっ、殴られると思ってダッキングしたつもりが、

相手のほうに頭がいっちまってダメージを与えてしまい、失格になっちまった。

正直悔しいゾ、自分が修行してきたことが全然出せなかったしな。

・・・・・

今までの修行では、イメージしろと言われても、いまいちピンと来なかった。

でも本気になってやってくる相手と、対戦することになるのが試合なんだよな。

昨日は実際のときより大きいグローブで、しかも1ラウンドは2分と言う

スパーリングだったけど、それにしてもプレッシャーを感じたんだから、

実際の試合での10オンス、3分の試合だから受けるプレッシャーも

もっとすごいものになるんだろうな。

そういう意味で、普段の修行の中にある甘えみたいなものを

オラももう一度確認しておく必要があると思うぞ。

みんな、応援してくれよな!

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↑スパーリング会当日の仲魔さん。

並みの人間では抱えきれない、14kgという重りをつけて

わざわざ身につけて入部してきたが、この9ヶ月の修行と

髪型を爽やかに変更したことにより、トップアスリートにまた一つ近づいた。

--「スパーリング会に折角出場できたのに、反則負けって言うのは残念でしたね」

仲魔「ええ、実力も出し切れず不完全燃焼です。

ただ、アマチュアボクシングは厳正なルールに基づいた競技ですから

自らの過ちにより負けたことは認め、技術の向上に努めなければ

ただの負け犬の遠吠えとなってしまいますから。」

--「今後はどんな練習を?」

仲魔「これからは自主練習期間であって、オフじゃありませんしね。

今の体重を当たり前にキープした上で、ディフェンスの基礎技術を

身につけようと思います。僕に限らず、うちの選手はディフェンスがザルでした。

仮に必死こいてこっちの攻撃がやっと一つ当たっても

相手が何気ない状態で返してきたパンチに反応し切れてない。

そのために、変な反則をしたり、もらって鼻血を出してRSCとかイヤですし。」

--「来期はどんなボクシングをしたいんですか?」

仲摩「井上さんが常々言ってらっしゃったんですけど、”入部当初は

才能ないっていわれたけど、良い結果を出せたのは

ボクシングを知っている人に教えてもらったこととと

それを解釈して、地道にやり続けた結果だと思う”ということを

胸に刻んで、しんどいときこそ、それを意識して練習していきたいです。

ボクも入部当初は太ってて動きもとろかったけど、

やっぱり積み重ねて、良いと言われるジャブが打てるようになった。

これからは、次はストレート、その次は連打、そういった積み重ねができれば

ボクもリーグ戦で活躍できるかもしれないし、

その結果、今、自分が才能があると思って、僕を見くびっている人間を

見返してやろうと思います。

それは、関学のボクシング部と言う意味でも、そうしたいですね」

※上記は仲魔さんの言葉を借りて、監督も思っていることを付け加えました。

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