『数学的思考』について byかんとく

本日、OB会の幹事会があったが、ワタクシは業務の為、欠席。

幹部学生が数名出席してくれていたので、

彼らが何かしら暑苦しいことを語ってくれたと思う。

彼らは学生だから、暑苦しいことを真摯に語る姿勢が一番大事だと思う。

熱意、というのは何かしら根拠があるから、熱意になるのではなく、

自分が何者か証明できていない、いわば完成されていない人間が、

何者かになろうとする過程において、一番大切なものである。

・・・・・

さて、カントクは熱意ばかりに頼っていられないので、

ちょっとばかり思考能力を向上させるべく、

数学的思考の強化に重点を置いている。

この文章をお読み頂いている、高尚なる思考能力をお持ちの皆様には

すでに身につけていらっしゃるとは思いますが、

カントクは文化系オタク気質過多の傾向があるため、

少々数学的論理を強化すべきだとお思いであろう。

それに答えるべく、昨日帰宅時に阪急梅田駅の下にある

バカでかい本屋にて書籍を購入。

羽生善治監修『初段を目指す詰め将棋』(成美堂出版)

をいをい、それはお前の興味だろうが?ですと。

そうです、興味のないところに思考の向上などありえないのですから(にやり)

・・・・・

まあ、そんなこんなで、昨日帰宅後は一人で詰め将棋をやっていたら

3時間ほど経っていた。

まあ、書物のタイトルどおり、基礎を勉強しようというわけで。

で、本日の業務の休憩時間、携帯で将棋をしてみたら

以前より詰めに対する思考が短縮化されていたような気がする。

Aの駒の特性はこう、Bの駒の特性はどう、だからまずはAをどこどこに打って

然る後にBの駒をどう動かす。

それは初歩の段階で、誰でも覚えているはずだが、

いざ実践の舞台に立つと、その効果的な使用方法を誤る。

そうならない為には、やはりその論理を理解し、基礎の反復練習で

思考の規準を、頭や身体になじませておく必要があるのだと実感した。

・・・・・

さて明朝(本日ですが)は、多くの一回生にとって始めての

実戦に近い練習会となる。

その場で力を出し切れることを願うが、

もし出し切れなかったとしたら、そこには何かしらの理解不足か

身体になじませておくべきものの不足があるはずだ。

それを理解しようとしてみよう。

そうすれば、いつもはつらい練習と思うことが、

同じようにしてみても、あっという時間が経っているかもしれない。

ま、いずれにしても最初は熱意。

by かんとく

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