『ロードワークの徒然』について byかんとく

昨日、久々にコンパなるものに参加する。

美人がそろっていたので、シャイなワタクシは、しどろもどろであった。

シャイな上に、女性心理を全くつかんでいない暗愚である為、

何を喋ってべきか知らぬので、とりあえず名前はブラピにしておいた。

そしてワタクシが如何に草食系男子か、ということに焦点を当て、

毒にも薬にもならない話を朗々と喋っていた。

あまりの緊張と母親のエツコさんから受け継いだ、

クダラナイ事を延々とかたるという方法で”言葉”という弾幕を張るしかない。

ワタクシは女性が苦手である。

全くもってツマラナイ人間である(ニヤリ)。

・・・・・

そんな疲労困憊の状態であったにもかかわらず、仕事というものは

ワタクシに乗りかかってくる。

本日も出勤、終了23時。しかも忙しかった。

本当ならば見に行きたかった、びわこ大学駅伝をネットで調べると、

なんと関学が4位に入っていた。スバラシイ。

昨年までは8位とか9位とかで、ぎりぎりシード校に残っていたのに、

大躍進である。おめでとうと言いたい。

彼らは強化指定チームとして扱われているので、

我々にできないことも色々やっているのかもしれない。

だがやはり、日々の弛まぬ訓練がなければ、

一時の特殊な訓練など意味を成さないであろう。

・・・・・

ボクシングに関してもロードワークは非常に意味があるということは、

重ね重ねここでも書いてきたし、選手には口頭でも伝えてきた。

だから本来は普段言っている事でないことを書かねばならぬのだが、

あれやこれや思いつきで、大よそ朗々と語っているので、

どの話をしたか覚えてはいない。

もしかしたらかぶっているかもしれないが、檻寄席(仮名)のことを書こう。

彼はヘタクソであった。

まあ、ワタクシの2つ下の代か、だが当時のワタクシの代の人間は、

人に教えるより自分のことで手一杯な連中ばかりであったので、

教えていなかったということもあるが。

上半身も今の現役に比べて、いかついという物ではなかったが

なぜかストレートだけは強かったという記憶がある。

・・・・・

私の考える理由は、彼が高校時代に結構真剣に長距離をしていた選手であった事だ。

技術はてんでないクセに、何故かストレートの威力だけはかなりあった。

そこで長距離を走っているとパンチ力が強くなる理由、

というか証明というレベルまでいっていないので、仮説を立ててみた。

①長距離を毎日走る為には、身体の疲れを最小化するために

効率的な走り方が求められる。

毎日毎日、疲れた日でも走るには腰周りのコアの筋肉、

つまり体幹の筋肉がなければ走れるものではない。

走っているからその筋肉が身につき、筋肉がつくからさらに走ることが出来る。

②効率のいい長距離の走り方は、重心を腰の上に置きつつ走る事が重要。

長距離走は脚ではなく、腰で走るものだ。

この走り方ならば短距離走のように、頭の高さが変ることが少ない。

ということは、効率よく前に進む推進力を発揮し続けることが出来る。

振り回すパンチは当たれば怖いが、効率的にある一定以上のパンチを

出し続ける為には上下のぶれは最小限にしたほうがいい。

また上下に身体がぶれなければ、相手にしてみればパンチが見えにくくなる。

剣道経験者の自衛隊体育学校川内君が強いのは

そのあたりのブレが小さいからだろう。

③理想的な走る姿勢は構えの状態と近い。

逆に短距離選手の場合は前のめりになるからなのか、

構えたときのガードが倒れがちになる。

始めから上半身がら倒れている上体であれば、パンチを出す際

上半身の体重は相手に載せることができないが、

腰が立っている状態であれば、上半身は前に倒すことが出来る。

試合になれば怖いから、どうしても前に体重を倒しすぎてしまう選手であれば、

普段のグローブ練習以上に、腰が立つことが当たり前になるように

しっかりロードワークして腰の位置を調整するほうが良いだろう。

・・・・・

そしてどうせならクロスカントリーも取り入れると良いだろう。

関学駅伝チームの躍進の一助にクロスカントリーを取り入れたから

という話も伝え聞いている。

最近の若者は、というつもりはないが怪我が多いのは事実だ。

そのことを認識しているならば、アスファルトのロードワークばかりでなく、

心肺機能への付加は同じだけど、足腰のダメージを抑える為のクロカンとして

甲山森林公園のアップダウンを利用した練習も良いかもしれない。

いつも行っている神呪寺へのコースは

前半アップ、アップ、アップ、後半ダウン、ダウン、ダウンなので、

自主練習のときにでも、森林公園を周回するように走ってみるのもいいだろう。

by 高槻シティハーフの為に走るのではなく、ボクシングにおいて

必要な筋力のために日々ロードワークをしてほしいと思っている、かんとく

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