『09年度慶応戦総括』について byかんとく

本日、慶応義塾大学との対抗戦あり。

応援にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

結果は残念ながら、1-4で敗退。

詳細は手元に資料がないので、マネージャーからの連絡待ち。

慶応の選手の名前を間違えたら、失礼に当たるとおもいますので、

もう少々お待ちください。

・・・・・

対抗戦の後、慶応の若手OBの3名様と昼食並びに茶をしばく。

シーモネーターと前主将6名で行く。

3名対3名が集う姿は、まるでランチ合コンのようであった。

慶応のコーチで現名古屋在住者が、結婚することが判明。

ワタクシも知っている人であるという。世の中狭いものよ。

にこやかなる会食後、試合の結果について煩悶やるかたなしの

ワタクシであったが、あんまり思い煩っておっても仕方がないので、

いつもの文化系草食系男子に戻る。

矢口史靖監督作品の『ハッピーフライト』を見て、ああ、旅に出たいと思いつつ、

グランドホステスへのアプローチ方法を知り、ああいう風にやれば良いのかと

深く感銘を受ける(NIYARI)。 

晩飯に同居人作の”スキヤキ風味だが春雨も入っている丼”を、

山崎豊子著『不毛地帯』を読み、鼻水をたらしながら食す。

なぜかほのかに塩味であった。

上記、全く奇怪なる文章である。何が言いたいのかわからん。

・・・・・

さて本題。

相手選手の名前は不確かだが、試合内容について。

【前田】

またリーグ戦前半の試合運びに戻ってしまった。

ジャブが少ないので、無駄に動き回る必要があるためスタミナ切れを起こす。

しんどいときはしんどい顔をする。

52kgでスタミナ切れを起こしていては、ライトフライでは戦えない。

まだまだ、スタミナ絶対量、つまり心配機能を上げなければならない。

また、スタミナ効率、つまり試合運びの方法も、うまくならなければならない。

下の学年のレベルだと打ったら危険だと思うからしない?

そうですか、アナタは後輩の為にボクシングをしているわけで

先輩や指導者というチームの為、それに自分の為にはしてないわけか。

大学内に相手がいないならば、スパーリングに行けば良いのであるが、

残念ながら自分から連れて行けという言葉も聞いたことない。

【石丸】

試合内容としては良かったと思う。惜しかった。

多分1ラウンド目はとっていたと思う。ジャブがよく出ていたので

相手が出にくくなってたところに、右ストレートを打てていた。

でも2ラウンド目はジャブがなく、右ばかり狙っている感があったので

相手は1ラウンド目に比べて出やすくなり、攻撃をもらってしまった。

ラストラウンドは前半修正できていたけど、後半のラッシュに付き合いすぎ。

自分のすべきボクシングを忘れてはダメだ。

その隙を見逃してくれる相手は、残念ながら大学生には少ない。

【安藤】

相手は強かったと思う。

関東3部トーナメントで優勝した選手だから、関東2部クラスの実力はある。

でも、相手が強いから、やってきたことが出来ないと思うならば、

やはりボクシングなんてやるべきではない。

別に後輩のマスボクシングに付き合っているわけではない。

試合なのである。

相手が強かろうが、弱かろうが、自分の出すべきものは出さないといけない。

失敗したらどうしよう、と考えたのかもしれない。

でもその失敗の可能性を最小限にするために、日々練習をしているはず。

また、うまい選手にはどんな攻撃方があるのかを、知ることも大切。

試合を見に行かないと、試合の中でどんな攻撃があり、リスクがあるか

知る方法なんてあるのかね。

【松原】

公式試合初めてにしては上々。

しっかり練習しているストレートに関しては、兵庫県連盟の人たちもほめていた。

実際、相手選手を吹っ飛ばすほどのストレートは、練習していても

キャリアが少ないうちの実地では、中々出来ない。

課題は距離を計る=攻撃できる位置へ動きすぐ打つ、

という意識を持ってジムワークしてほしい。

あとは、絶対的スタミナを増やそう。そう、走るのである。

【金澤】

何とか一矢報いてくれました。ワンパンチノックダウン。

でも相手の隙を狙って打ったパンチではなかったはずだ。

試合後「緊張して損したー」と言っていたが、もしそのパンチが当たらず

判定まで持ち越される可能性もあるし、逆に後半倒された可能性もある。

そんな時に、”自分のボクシング”を続けていることが重要で、

そのための準備として、毎日の練習をこなしているはずなのである。

今回やった練習が無駄になったのではなく、次の試合でも、3年後の試合でも

練習したことが活きてくることは多分にある。

【試合に出た選手以外】

応援が全然組織立っていなかった。

応援の効用については、試合後のミーティングでも少々語ったが、

他校にまねされないように、秘密主義な監督はその部分は伏せる(ニヤリ)。

まあ別に伏せる必要なぞないので、普通に書く。

想像してホシイ。

応援が生きる舞台っていつなのであろうか。

こちらが攻めつづけているようなイケイケドンドンのとき、

応援があれば、さらに意気盛んに行動できるかもしれない。

ただワタクシが思うには、本当にしんどい時に声を掛け合い乗り切ろうと

頑張っている集団であれば、それこそ晴れ舞台である試合の際、

しんどいときこそ、声をかたくなるものではなかろうか。

それこそが真の意味での応援なのではないだろうか。

だが残念ながら今回は、アドバイスは監督がするだろというような、

思考停止状態でぼーっとみていた。

セコンドをしていて、応援でありアドバイスであり、聞こえてきた声は4名だけである。

意味はないかもしれない。でも意味を考えて、あえて応援しなかったのであろうか。

違うね。ただ、そこにただ一人の個人として見ていただけだから。

ただの起きている事象の傍観者であった。

日々の練習以前に、日々の生活の中で、自ら真摯に学び取ろうとしてはどうか。

そういう意味では、やっぱり負けるべくして負けた慶応戦だったと思う。 

・・・・・

金澤の項目でも書いているが、今必死になって取り組んだことは

目の前の出来事の前では、無力なこともあるかもしれない。

出来ればそれを避けると同時に、勝つために、

確率論として起こりうることを分析し、対応策を学んでいくのが王道だろう。

しかし今それが意味を持たなくても、何年後かに活きることはある。

ワタクシが、今の会社の入社試験の際、そこそこ勉強はしたが、

いわゆる就職予備校なぞには、いってなかった。

でも、前年に受けて落ちた行政書士の勉強が、入社試験のときに出た。

おかげかどうかは知らんが通って、仕事にしてもボクシングにしても

いい環境の下に行動出来ていると思う。

だから日々学んでいこうとする姿勢を大事にして、真摯に取り組んでホシイ。

by かんとく

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