本日は休日。
なもので、読書と映画鑑賞に当てる。
読書は会社のT先輩に借りた、
『梶原一騎伝~夕焼けを見ていた男~』(斉藤貴男著、文芸春秋)。
有名な『タイガーマスク』や『あしたのジョー』の原作者の話である。
ワタクシのイメージだと、漫画を読み出した年齢で、すでに大御所のイメージがあり、
そのころになると、そんなに原作を書いていなかった。
実際、書中にも書かれていたが、あまりにも多作な為、勢いネタが枯渇し、
結果として、スタート時は違う路線だったのに、最後の落ちが格闘技に
行き着くというパターンも散見されたようである。
物書きの難しさ。
ワタクシにも最近とみにわかる気がする(ニヤリ)。
・・・・・
さて表題の件。
ワタクシも人がよく、また思案(妄想?)しすぎる傾向があるので、
最近、アナキン=スカイウオーカーのようにダークサイドに落ちそうであった。
落ちそうであったが、その作品ではない。
本日鑑賞の映画は、『クレヨンしんちゃん~嵐を呼ぶ、モーレツオトナ帝国の逆襲~』。
先般紹介の作品を見ていたく感動したので、レンタルショップで
顔を乙女のように赤らめながら借りた。
やはり、家族愛がふんだんだが、”戦国大合戦”がすごすぎた為、
比較すると感動レベルはちと浅かったか。
だが、昨今の漫画、映画、或いは書籍にいたるまで、
”昔(昭和)は良かった”という風潮に毒されている中での
父ヒロシの”自分自身の過去”というストーリーは涙腺が緩む。
期せずして、先立って『アバウト・ア・ボーイ』という英国映画も別口で借りて見、
我が性格&生活と似ている主人公の思考に思案(妄想)後のため、
涙腺が緩んでいたのでなおさらか。
やはり文字ばかり眺めていてはならぬ。映画も違う部分にしみるねぇ。
久々に映画館でもいこうかしら。『山形スクリーム』でも見に(ニヤリ)。
by 文化系かんとく