『ミキちゃん』について byかんとく

本日は夜勤明け→業務→運動用品を扱う水野さんのところで買い物

→WEEKLY NAKAMAを書いてみる→今年卒業の巨神兵から電話があったので

「リーグ戦にこれないなら、合宿においで。で一緒に200段階段を走っている

部員を眺めながらニヤニヤしよう」と発展的プランを提案→読書→今に至る。

巨神兵は周防の地にいるらしい。

かの地で車を買ったので、自らが苦しんだ呉合宿の練習に顔を出したいとのこと。

そういうふうに思ってもらえるとはありがたい。

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さて、表題の件。

上記の読書と関連あり。

ワタクシ、ミキちゃんに関しては、ここ10年くらい注目している。

後輩でミキちゃんの会社で働いていた奴もいるが、

彼が会社に入る前からその言動に注目していた。

残念ながらこのミキちゃんはワタクシの同期のマネージャーではない。

誠に残念だが(にやり)

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ミキちゃん、ミキちゃん、とまるでナウいギャルを口説いている風味な

文章はこれくらいにして(にやり)。

ミキちゃんとは渡邉美樹、ワタミグループ会長のことである。

読んだ本はPHP研究所発行、『「戦う組織」の作り方』である。

非常に感銘を受ける。

これは現幹部だけでなく、次幹部になる部員に是非読んでホシイ。

会社に入った後にも通じるものがあるし、

やり遂げたい夢を語る際に、自分違う他者に対しての言動を、

どう工夫していくべきかがよくわかる文章である。

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著書の一説を紹介。

「リーダーが部下から信頼を得るための方法はさまざまだ。

『あの判断力は飛びぬけている』とか、『あの発想力は自分には真似できない』

といったスキルや能力で、部下からの尊敬を勝ち取ることもできる。

また能力面で光るものが何もなければ、誰よりも朝早く出勤して夜遅くまで働く

ということでも、『あの人の勤勉さはすごい』と評価を得ることができるだろう。

ただし、気をつけなくてはならないことがある。それは、リーダーは必ずしも

部下よりも優秀である必要はない、ということだ。

『部下よりも優秀でなくてはならない』という考えに固執するのは、

かえって部下が伸びる可能性を潰し、部下との信頼関係を損ねてしまう

ことにもなりかねないからだ。

『青は藍より出でて藍より青し』という言葉がある。

弟子が師よりも優っていることを指した言葉だが、教師にとって自分が教えた生徒が

自分を超えた大きな人間に育つことは、教師冥利に尽きることだ。

リーダーだって本来は同じはず。伸びる素質を持った部下を、

自分よりも優秀なビジネスパーソンに伸ばしていくのがリーダーの大事な役割だ。」

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例えば、ミッチーは強い。誰がなんと言おうが、ワタクシはうちのエースだと言う。

大学から始めたにもかかわらず、あれだけのボクシングを出来るわけだが、

それだけではない。

彼は去年の今の段階ではエースではなかった。

実力的には、ほぼ今に匹敵する能力は持っていたであろう。

だが今の目標に向かって最善を尽くそうとし、工夫を重ねる姿勢はなかった。

でも今ではそういう工夫を重ねている。

たとえボクシングの推薦入学者であったとしても、

見習うべきところが多数あることに気づけるはずだ。

ワタクシに対して、「今の練習でいいか不安なんですよ。

どうしていくべきですかね?」と素直にいう。

そんなふうに素直になれるのは、目標が明確でなければ出来ることではない。

そういう姿勢を見ていると、なんとしてでも勝たせてやりたいと思う。

というても、ボクシングに関してはワタクシをとうの昔に超えているので、

言うこともないのだが(にやり)。

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それも含めてリーダーというのは大事なのである。

例えば昨年リーグ戦の際に、1年生が試合において大事な用具を

一式を忘れたことがある。

それに際してワタクシは猛烈に怒った。

ただし1年生にではない。

当時の幹部学年に対してである。

「なんで1年生が道具を忘れたのか分かってるか?

ボクシングに対する知識のない1年生が、道具一式を忘れたことじゃない。

彼らが物を忘れるということは、リーダーたる君達が自分の試合のことだけを考えて、

ちゃんとした組織を作ってなかったという証拠だ。

1年生が忘れることなんて想像できる。

でもそれでも持ってきてもらうのは、彼らは奴隷だからではない。

ボクシングのことを知らない1年生に、上級生が

ボクシングの知識やどういった思いを持って試合に臨んでいるか、

そういうことをきちんと教えることの対価として

持ってこさせることもいいと思っていたからだ。

だがボクシングに関する情熱が後輩に伝わっていないから、こういうことが起こる。

誰の試合の道具を持ってきてもらってるか考えろ!

以降のリーグ戦は4年生が道具をもってこい!」

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それはそうであろう。

1年生は出来ることが少ない。教えてもらってるから上級生に気を使う。

だけどもリーダーたるものが、自分のやるべきことをやってなければ

一体誰がその先輩の言うことを聞くというのか。

ボクシングをするならば、強さというのは大事なことだ。

だが、それだけに固執するのではなく、どこの舞台でもリーダーとしての役割を

こなせるようにならなければ、4年間ボクシング部で学んだことは無いに等しい。

今すぐリーダーになれるかどうかは、素養の問題もある。

だからできないことに対して、文句を言うつもりは無い。

ただ、リーダーの役割を与えられたならば、リーダー足ろうとする姿勢が無い場合、

ワタクシは断固としてその学生を非難する。

それはなぜか、自分は1人で生きているわけではない。

選んだ組織、選んだ空間に責任を持とう。

by かんとく

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