WEEKLY NAKAMA(vol.2)

本日はKGのファッションリーダーのおしゃれに関する

「men’s nakama」のインタビュー特集号。

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インタビュアー(以下、ミッチー)「仲魔さんはいつも清潔感漂う

格好をしていらっしゃいますが、

衣服に関して、どういうケアをされているんですか?」

仲魔(以下、ユキエ)「基本的には、いい服を選ぶようにしてますね。

やっぱり袖口に糸がほつれっぱなしになっているのは、どうかなと思うので」

ミッチー「そうですか、僕なんか結構スウェットでウロウロしてしまうんですけど、

仲魔さんは着ないんですか?」

仲魔「スウエットですかー。むかしはB系の服が好きだったので

よくきてましたね。渋谷あたりでよくクラブに行ってたときは、

やっぱり周りにあわしてましたよ。

今の格好みたいなのって浮いちゃうじゃないですか(笑)」

ミッチー「へー、クラブなんていったらっしゃったんですね。

どちらかというと、インテリジェンスあくれる感じにおもいますがー」

仲魔「踊るのは好きですよ。今の社会って毎日の日常から

解き放たれる空間ってないじゃないですか?

僕なんてほとんどボクシング部場と図書館の往復ばかりで。

でも、やっぱりいろんな人と知り合わないといけないと、

地元でよく飲みに行く祐介さんにアドバイスいただきましたし。」

光武「祐介さん?」

仲魔「サンタマリアさんですよ。ご存知ですか?」

光武「お知り合いなんですか?」

仲魔「近所の飲み屋でたまたま知り合ったんです。面白い人ですよ。

あのしゃべりの技術はやっぱり盗みたいですね。

でも彼はもともとミュージシャンだから、しゃべりにおいても

リズムがいいんでしょうね。僕は今からだなあ。」

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ミッチー「でも案外しゃべる男ってのも、女性には

受けが芳しくなかったりもしますよ?」

仲魔「そうかなあ、やっぱりいろんな人間関係を築けるほうが

自分の人生が深くなりそうじゃないですか?

ぼくなんて、たまたまモデルの仕事があるからいいですけど、

初対面の人とは仲良くなるのが苦手で。。。」

ミッチー「いやあ、僕とこれだけしゃべっているじゃないですか?

なんでもソツなくこなせそうですけども、、、」

仲魔「確かに、ある程度までは人と同等レベルはできるかもしれませんが、

やっぱり自分がやりきったと思えることが必要だと思います。

だからボクシングをしようと思ったんです。」

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ミッチー「でもモデルからいきなりボクシングってなかなかできないですよね?

やっぱり今の良いイメージから、

ある意味ちょっと野蛮なイメージになるかもしれないじゃないですか?」

仲魔「野蛮ですかー。たしかに、人が殴られるのって、

あまりみていていい気分はしないかもしれませんねえ。

どちらかというと、いじめている、虐げているというのと重なるかも。

でも逆も考えられませんか?

今まで華々しさがなかった人間でも、努力を通して確かな技術を身につけ、

試合でその姿を出せたらかっこいいと僕は思いますよ。」

ミッチー「ボクシングの魅力ってなんでしょう?」

仲魔「プライドじゃないですか?

ナンバーワンになれなくても特別なオンリーワンだって曲ありますが、

それっておかしいと思いません?

我々が人として生まれ、人間として社会生活を送れるのは、

最初に精子の段階でナンバーワンになったからじゃないですか?

それをさげすむのは違う。

ナンバーワンに一度は必ずなったんだから、

そのおかげで今の人としての行き方ができているからこそ、

もっとナンバーワンにこだわってもいいんじゃないですか?

でも、そのナンバーワンは勝利至上主義というナンバーワンじゃない。

人間としてのナンバーワン、つまり誰に対しても恥ずかしくない

生き方が出来るようになることだと思います。

そのナンバーワンて、結果を求めて、目の前のことにこだわるからこそ、

他の人のナンバーワンを認められるようになるのだと思う。

その中で人と自分の違いも気づけるようになるんだと思いますけど。」

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ミッチー「時節柄。この前の大学生の恐喝事件についてどう思います?」

仲魔「容疑者は何でもソツなくこなせる人間だったんじゃないですか?

そして人とソツなく付き合うことの出来る人間。

人が言う一生懸命とか、明るさとかの言葉の意味を知っていて、

それっぽく振舞える人間だったのかも。

でもそれだけで終わってしまったんでしょう。

したいことが見つからなかったのかも知れない。

ただ、高校から続けたものが目の前にあった。

それを一回ためしにビビラせるために使ったら、うまくいってしまった。

それが常習化してしまったのかもしれませんね。」

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ミッチー「ボクシングを誤った意味で使い、それの甘い蜜を覚えてしまった?」

仲魔「そうなのかもしれません。

僕は努力とか言う言葉自体はきらいです。一生懸命って言葉も。

その言葉って、人間の中では言っておきさえすれば安心な、甘い響きがある。

ごまかしの理由になるじゃないですか?」

ミッチー「ごまかし?」

仲魔「そうごまかしです。自分自身に対するね。

でも実際の勝負の世界ではそんなもの一部に過ぎないでしょう。

ボクシングという競技において、勝つためにはそれだけでは駄目で、

才能が必要。

才能がないなら、ない人は必死に工夫をしていかなければならない。

工夫だけで足りないなら、そこで人より人より練習量を増やしたりしてでも、

何とか対応しようとするものだと思います。

その過程を通して人は鍛えられるものじゃないですか?

どんな弱いと思われている相手でも、もしかしたらそういうことを

経験してきているかもしれない。それは自分との試合の為。

はっきりいってそういう相手って怖いですよ。

強いって言われるボクサーのうち何割かは才能に頼って、

ワンパターンな攻撃を適度にしかしてこない。」

ミッチー「じゃあ、才能のないボクサーの怖さって?」

仲魔「どんな状況でも、自分のもっているものを最大級に使おうとします。

例えばジャブしかできないなら、ジャブを最大級生かす方法を

日夜研究するでしょう?

でも才能に頼るボクサーは、そんなことはしない。

過去の経験からの出たとこ勝負で何とかしようとする。

でも追い込まれたときに”なんとでもなれ”と出たとこ勝負する選手って

はっきり行って勝負を投げてるといえるんじゃないですか?」

ミッチー「そうかもしれません」

仲魔「結局、自分がやってきたことの範囲内でしか人間なんて

行動できないと思います。

必死に追い込む練習をしていた人間は、ドンだけ心拍数が上がろうが

経験済みなんです。

打たれた経験をしている者はまだ耐えれると、

その間にチャンスを狙っているもんです。

相手が強かろうが弱かろうが関係ない。一発もらって倒れたら

負けというシビアな競技ですからね」

ミッチー「なるほど、確かにそういう部分はありますね、人間って。

今日は貴重な時間をありがとうございました。」

仲魔「いえいえ、僕はまだまだ浅はかな知識しかありません。

逆に教えてもらうほうですよ。色々教えてくださいね!」

(注・上記はかんとくの妄想を、仲魔君に言わせてみました。

ただ、彼が今出来ることが少ない途上の人物であることを

舐める人間は彼の姿勢から学ベル事を捨てているのかもしれないね)

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