『感想戦』について byかんとく

本日、リーグ戦の出来が良かったので、意気揚々と帰宅。

テレビを見ていると、とある番組にて

小学生の男の子が、羽生名人みたいなプロ棋士になりたいと言っていた。

そして、実際に会うべく試練が与えられた。

試練として与えられたのは5日間に20勝。

ノルマが厳しいかどうかはさておき、少年はこれをクリア。

見事羽生名人に会って、対局までしていた。

小学生の段階で試練をクリアし、見事に目的達成に至る

プロセスを経験できるとはいいことだと思う。

大学生でもなかなか経験できないものが多い世の中で(ニヤリ)。

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実にうらやましい。 

だが、うらやましいのは対局よりもその後の方だ。

名人自ら感想戦をしてもらっていた。

これはプロ棋士を目指す奨学会では、対局以上に重要視されているもの。

とある局面での一手でミスがあった場合、

それにたいして例えば違う指し方をしていたら

全く違う局面になっていたという分析をしあうもの。

こういう局面局面の積み重ねあがるから、

いくらコンピュータの能力が上がった現在でも、

プロ棋士とコンピュータの対戦でプロ棋士が負けることは少ない。

・・・・・

さて、ボクシング競技において、試合後に感想戦をしてどうなか。

すぐに目に見る効果というのは、あくまで技術をどう使うか

(例えば距離が近くなりがちなときは、アッパーだのどうだのというもの)

といった部分でしかないかもしれない。

だが、それを最初の試合から続けていけば(特に強い相手としたとき)、

おそらく4年生の段階では、同じような局面に遭遇したときの

対応方法がすぐに浮かぶことだろう。

というか、そうしておかなければ結局同じような局面でも、

対応の仕方を忘れ、駄々崩れになることもあろう。

・・・・・

質問の方法としては、

1、どういう場面でやばいと思ったか、それが相手にあれば聞いておこう。

で、そこで攻めれきれなかったのは、どういうミスをしていたからか。

たとえばフックを打ってきたからダッキングで流せたとか、

手数が少なかったから回復できたとか、そういうものが具体的にわかれば

追い込んだ状況を想定して練習をしやすくなる。

2、相手がしてきた、自分が嫌だったこと。それとその練習方法を聞く。

こっちの方が大事かもしれない。

なぜなら、次からの相手に今回の自分と同じく

嫌な目を合わせることが出来る(ニヤリ)。

どうせなら取り込んでしまおう。

自分が食らった戦術を取り込む青魔導師になろう。

とりあえず、ワタクシの次回部室訪問時は感想戦大会ですな。

by かんとく

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