『空の翼』について byかんとく

本日、早く帰宅できたので、最近行っていなかった家事一切合切を行う。

洗濯物の量が半端ではない。

まあ明日は夜勤なので、気長にやることとした。

で、12時ごろテレビをだらだら見ていると、悪い子部(仮名)という番組アリ。

ゲストで北海キャンディーズ(仮名)の結構デカいはずなのに、

小さいと見られがちな芸人が出ていた。

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青春の写真を撮るという企画だそうで、上記の芸人の母校

「我らたつ人生の曙」大学(仮名)で寮を訪れていた。

先輩である芸人の頼みということで、寮生は校歌を歌っていたが、

よそ者から見たらどう見ても、めちゃめちゃな音量で歌っていた。

ノスタルジー。

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先般の新入生紹介の宮本の項でも書いたが、ワタクシも

大学4年間寮生活をしていた。

思えばよく遊び、よく飲んだ寮生活であった。

世間一般の大学生に対しての飲酒モラルが問われる時代であるため、

今の大学寮の飲酒スタイルは変わったと聞いたが、

当時はまあむちゃくちゃであった。

ワタクシの過ごしていたころの大学寮は4年生は神様で、

3年生が人間で、2年生が奴隷で、1年生が家畜であった。

そのため、酒のマナーも壮絶であった。

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上級生が下級生に「まあ飲めYO」と勧めると、

下級生は「いただきます」と声高らかに飲み乾す。

上級生のコップが開くちょっと前には気を利かせて、「どうぞ」と酒を注ぐ。

すばらしい気遣いにもかかわらず、先輩も最大限の善意(悪意?)にて

必ず返杯していただける。

たとえ自分のコップがナミナミ一杯であろうが、心根の優しい先輩が

いつの間にかコップを茶碗に変えていようが、飲み乾して杯を受ける。

とはいえ、その会の酒やら酒の肴やらは、先輩のポケットマネーで購入。

まあ買いに行くのは下級生であったが。

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先輩は酒だけではなく、シメの茶漬けなども用意してくださった。

ただ世間一般に言うシメの茶漬けとは異なりすぎていたのが

玉に瑕であったが。

酒宴の最後に(飲み会を我々の寮では古式ゆかしく呼んでいた)

「サケ茶漬けと、麦茶漬けとどっちがええんや?」と選択肢を提示。

○○君はサケ、××君は麦となったとする。

どっちがしんどいではなく、どちらもしんどい茶漬けであった。

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サケ茶漬けというのは「酒茶漬け」であり、米に日本酒をかけたもの。

麦茶付けというのは「麦酒茶漬け」であり、ビールをかけたもの。

ワタクシは日本酒もビールも飲み、

海外で米が食べられないときはのた打ち回るほど、米好きであるが、

はっきり言って『この組み合わせはこの世のものとは思えない』。

散々飲んだ後にこれが来た時には、見た瞬間に胃の調子が悪くなった。

うそだと思うものは是非試してホシイ。。。

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そんな乱暴な酒ではあったが、嫌な気持ち以外に覚えていることが

アレコレあることがまたすごいと思う。

酒宴では下級生は必ず酔いつぶれる。

1年生のときなどは、寝てる間に必ず吐くほどだ。

そこは長年の伝統ができており、2年生は1年生が先輩に呼ばれて、

飲んでいる間にベッドに『天網恢恢疎にして漏らさず』という言葉のやうに

新聞を敷き詰めてくれていた。

翌朝(翌昼?)、当然のごとく自身は自らの体内より湧き出たる

芳しい香りのものに取り囲まれていた。

しかし身の回りのものへの被害は全くなかった。

寝るときは喉に詰まらせないように、横向きにして寝させる。

無茶苦茶であったが、それは下級生を真の意味で傷つける為ではなく、

なんというか、後々にネタになるシステムであった。

そんなこんなで、これ以上飲ませたらどうなるかの線引きができたり、

酔っ払いの世話が全然苦にならないようになってしまった。

シアワセなのか残念なのかどの道、恋愛関係には使えない技術。。。

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話が横にそれた。

書きたかったのはそういうことではなく、寮生が校歌を歌っていたということ。

大学生にとっては校歌には、なかなかその意味を見出せないだろう。

ワタクシの場合、上記の酒宴で最後に必ず歌っていたので

(朝5時ごろ、当時は夜間でも普通に進入できた新グラウンドにて。

フルボリュームで寮の挨拶後、校歌斉唱。近所の住民にはいい迷惑だ)

みんなでなんか楽しいことをした後=校歌であった。

そのイメージが残っているので、今でも校歌を歌うのがすきなのである。

寮の追い出しコンパのときは、泣きながら校歌を歌った記憶もある。

寮以外でも、新歓コンパ後、甲山から下山中も歌っていた。

また幹部合宿のとき、あるいは今でも同期の体育会幹部が集まった際には

肩を組んで歌ったりと非常にいいコミュニケーションのツールだと思う。

ということで、大学が休学中なのだから、1年生も校歌を覚えなさい。

ワタクシ個人的としては、3番の歌詞が一番心に響く。

校歌というのは、その大学の持つミッションや学生への希望を

歌詞や音楽にしているものであると思う。

校歌をおぼえることにより、人生の助けとなり、豊かになると思う。

というわけで、リーグ戦初戦後にテストを行う(ニヤリ)。

by「我らたつ人生の曙」大学(仮名)との対抗戦で、

来年こそは相手校の校歌を全部歌えるように、

覚えようと思っているかんとく

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