本日代休であったので、大学へ。
合同練習を見る。
先ほどの文章のように、アレンとマリアも参加。
まだまだ素人で、ミットなどのグローブ練習の際、結構しんどそうだった。
が、「マリア、1ラウンドぐらい休むか？」と聞くと、
有無を言わさず、首を横に振る。
女性であっても格闘技経験を持つ人間は、結局負けず嫌いなのだろう。
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ほかの部員はというと、しっかり練習をしようとしていたが
人数が少ないからか、ちょっと盛り上がりに欠ける。
まあ、毎回毎回盛り上がるのがいいかというと、そうでもないんだが、
その理由は、練習の合間に周りとともに自分に活を入れる声を出す人間が
いないからということもあろう。
とりあえず、人数が少ないときこそ、より声を出して練習するという姿勢がほしい。
まあ、私の立場では盛り上がりに乏しくとも、やらにゃならんことは一緒である。
ちゃんと教える、ということで、
ジャブに体重が乗りにくい人間には、埠頭で船をロープで固定する
鉄製のカギ状の物（ビットというらしい。”埠頭 ビット”で検索どうぞ）の上に
船乗りが足を乗せ、膝の上に肘を乗せて、海を見ている様子を語り、
猫の手ガードの人間には、「猫の手になってるニャー」と言う（にやり）
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さて、そんなことは横に置き。
関関同立戦をビデオで確認した。
出場選手の練習課題について。
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Ｂ宮本
試合時間が短すぎて、書くことがありません。
3分3ラウンドあれができれば、誰が相手でも負けるないだろう。
でも、できないと慶応戦のような試合になってしまう。
あれをするために、どう相手を崩していくのかの選択肢を持ち、
状況に応じて、適時それ出せるために練習を。
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Ｂ石丸
以前はジャブ主体、ストレートで終わる攻撃だったが
インファイトもできるようになったし、パワフルになっている。
だが、ポイントを獲得すると言う点ではまだ甘い。
インファイトで負けては相手に攻撃フェイズをみすみす与えてしまうが、
インファイトで勝っても、自身の攻撃フェイズの獲得でしかない。
その後の攻撃がより重要になってくる。
それをより具体的にやりやすくするためには、位置取りの意識を持つべきだ。
ごちゃごちゃした乱打戦で、審判員が的確なパンチと言う判断する場面は
非常にレアである。
それならば、審判員に見やすいように、ごちゃごちゃの乱打戦後に
相手のパンチを無効にしながら打ち込むことだ。
乱打戦後に、左右のステップ、すぐ攻撃ができるように意識してマスを。
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Ｌ田鍋
まあ初のライト、しかも下のリミットギリギリだったから
スタミナ切れを起こしたんだろう。
グリコーゲン不足ではなく、緊張感と恐怖心（本人は認識してなくても
パンチに”すくむ”ことは、車のアイドリングと一緒で燃費が落ちる）。
2ラウンドのある時点で、ビデオを見てもそれが如実に表れていた。
1ラウンドは完璧に取っていた。
それは前の手で相手を止めることが出来ていたからだ。
相手が戦術を変えて、入ってくる方法を変えていたとしても
たぶん1ラウンド目なら止められていた。
それが止められなかったのは、スタミナの不足と、
いざスタミナが切れた時点でも、相手を止めるための距離の意識、
その場面での対応方法が、練習の中で培われていなかったということだろう。
しんどい練習、センスがある人間ほどなかなか出来ない。
じゃあ「彼にこういうボクシングをやらせたい」と思う周りの人間（ここでは先輩）が
それを教え、一緒になって苦しいことを乗り越えなければ
その壁は越えられない。
逆に言えば、躊躇なくその空間においてやってこそ、超えられるものだ。
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Ｌｗ金澤
サウスポー対策にも年季が入ってきたか。
カウンターは取れるし、躊躇なく強いパンチも打てるようになったと思う。
が、そのまんまカウンターパンチャーだと言うことが丸わかりで、
相手がレベルの高いカウンターパンチャーなら、今のままじゃあ崩せない。
プロの最近の試合なら、西岡選手の試合は最高だった。
相手も強かったし、あれこそ、”Ｔｈｉｓ is Boxing”と言う試合だった。
この前の試合はサウス対サウスであったが、
オーソドックス同士であれば、あれはどんなボクサーでも参考にすべきものだった。
近いアマチュアの選手であれば、桃山学院の門前選手を参考にしてほしい。
彼はカウンターパンチャーだが、だからこそ前に出て相手を崩すレベルが高い。
全日本ランカーに、是非師事したらいいんじゃなかろうか。
個人的に知らんから師事できない？知ってる人を介せば良いのである。
ｂｙ かんとく