『フリーターと家』について byかんとく

本日は料理教室。

献立は秋刀魚のつくねバーグと、両づま焼き。

サンマは秋刀魚と表記するのが一般的だが、

三馬とも書くらしい。

食べたら、三馬力になるくらい栄養価があるとさ(ニヤリ)。

が、1食で秋刀魚二尾は食いすぎである。

ダイエットのために桃色動画を見ねば。。。

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さて、秋刀魚のシーズンが来て、夏バテから脱却しつつあるワタクシは

(夏の間、一切クーラーをつけなかったため、あふれ出す男汁に含まれる

ビタミン、ミネラル等々が不足していたためと思われる)

読書の秋に突入。

昨日は代休であったので、

吉田修一著『悪人』(朝日出版)と、有川浩著『フリーター家を買う』(幻冬舎)を読了。

『フリーター家を買う』は是非、これから就職活動をする学生、

今の時分なら3回生に読んでほしい。

ワタクシが大学生であったころの学生は、”夢”や”自己実現”と言う旗印の下で、

不況の続く昨今の学生は、”安定”という旗印の下で就職を選ぶ傾向が強い。

が、そもそも就職する、というか、仕事をするというのが何のためであるかなぞ、

時代の雰囲気もあるけれども、自分の育ってきた環境や、

そこから派生する自身のものの考え方と世の中をすり合わせていくこそが、

一番重視すべきものだ。

・・・・・

世の中には、ゴマンと会社がある。

大きな会社から小さな会社まである。

となると、業種が一緒でもその仕事の方法がまったく違うことはザラだ。

富裕層を対象にしたアプローチと、単価が小さい取引先を数多く回ること。

都会で仕事することと、地方で仕事をすること。

若者が多い職場、女性の多い職場、男性しかいない職場、オッサンしかいない職場。

給料が高い会社、給料は安いが福利厚生が充実した会社、そうでない会社。

それらいろいろな要素がある。

・・・・・・

が、結局決めるのは自分と思いがちだが、決める要素が簡素化しすぎてしないか。

自分の人生だから、いろんな世界があることを知った上で決定してほしい。

世の中の風潮に合わせて学生が傾倒するのはわかるが、

その傾倒する若者という切り口自体が、実は簡素化されたものだと思って

まずはいろんな会社の人、というよりいろんな社会人を見てほしいと思う。

ネットや就職情報誌に頼らず、使わないといけない。

でも今も大事。

大学の勉強とボクシングだけは、ちゃんとやってください。

毎日走ってますか?

by かんとく

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