WEEKLY NAKAMA(vol.19) ~09大学王座・観戦記~

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オッス、オラ仲魔!

みんな元気してっか?

今日は大阪のなみはやドームで大学王座を観戦してきたぞ。

結果はというと、拓大11-0同大という結果だった。

オラたちが、はじめてみた試合はリーグ戦だったが、

あれだけ勝負にこだわりを持ってる姿勢を見たチームが

まさか一勝もできないとは思ってもみなかった。

世の中にはすげえチームがあるもんだな。

オラたちは、まだそのチームの本質が何たるかはわかんねえ。

でも、そういう舞台で最高のパフォーマンスができる選手になり、

かつ、そういうチームにしていきてぇもんだな!

・・・・・

敢闘賞を獲得したLF級の遠藤さんに、オラは拍手を送りたい。

遠藤さんは結果として、勝利を得ることはできなかったんだけど、

これまでに、こだわりを持ち、工夫を重ね、反復を厭わず

練習してきたことは遠藤さんの試合を見て、イヤというほど分ったぞ。 

確かにポイントとなるパンチは、間々で的確に打っていた

拓大の庄司選手かもしれねえ。

オラには遠藤さんがどう思って練習してきたかわかんねえけど

「圧倒的な圧力で押し切る。そのために3ラウンドずっと打ち続ける」

と考えていたんなら、やっぱ遠藤さんはすげえ。

両校を通じて、この対抗戦で一番手を出し続けたのは、遠藤さんだ。

オラなんかまだまだ、このパンチが当たらなかったらと

不安ばかりが先に出てしまう。

その不安を乗り越えてやるほどの、”勝つ為”っていう姿勢が

すごいなあと思うぞ。

やっぱオラたちは修行がたんねえなあ。

ワクワク出来るような試合をする為には、その前の準備なくしては

出来ねえって思ったぞ。

明日は自主トレ期間中の練習の為の講習会がある。

色んな修行方法と、その論理をまずは覚えて試してみようと思うぞ。

みんな応援してくれよな!

・・・・・

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↑大学王座を見て、感動している仲魔さん。

--「関東リーグの選手は、偉大なボクサーである仲魔さんの目には

どう映りましたか?」

仲魔「いやあ、正直学ぶべきところが多かったことがありがたいです。

各競技でレベルの高い選手というのは、僕はいろいろ見てきましたけど、

結果を持続的に出しつづける選手には、

基本が徹底しているという共通点がありますね。

同志社でも経験の長い選手は、ガード、フットワーク、リードと

的確に使ってましたが、3ラウンドを通して実践するレベルでは

残念ながら拓大には劣ってました。」

--「といいますと?」

仲魔「簡単なことです。先ほどの3つは高レベルであるほど、

当たり前に行えるはずです。

だがプレッシャーか、或いは強豪と当たった絶対人数からか、

”俺は絶対に勝つ”という執念の差か、それともそのすべてでの差か。

折角そこまで勝っていても、最後の最後で挽回されると可能性ということに

同志社の面々はこの試合ではじめて気づいたのではないでしょうか」

--「いくらアマチュアとは言え、そういうことは多分にあると?」

仲魔「というか、アマチュアとは言え、という時点に問題があるんです。

アマチュア、プロに関わらず、勝敗に影響するようなマイナス面は

いくら補強しつくしても、再度補強するくらいでなければ

やっぱり、最終的に素の姿が出るもんじゃないでしょうか」

・・・・・

上記は監督が思ったことを”名探偵五男(仮名)”のように、

仲魔さんの口から語らせました。

日本連盟、近畿連盟、そして他ブロックからご足労頂いた

各位はお疲れ様でした。

来期は、まず今回と同じ舞台に立てる選手を育てられるように

ワタクシ自身が、工夫と正しい反復を行う必要があると思いました。

感謝!

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