さて本日はKGAA(関学体育会のOB会)の総会が開催。
本来は行かねばならんかったのであるが、とある事情にて欠席。
まあ、今の時期(テスト期間中)でなければ、各部の試合のために
集まってくるというのは難しいのであるから、この時期は当然なのであるが。
・・・・・
それにしても学生諸君はちゃんと勉強しているのであろうか。
推薦で入学した学生はちゃんと単位が取れているのであろうか。
一回生でテストを失敗し、単位の取得が芳しくなかったとしても
それはまあご愛嬌の範疇である。
が、2回生以上でもテスト失敗を続けているとしたら、目も当てられない。
よって上ヶ原は5月以降学校周りの溜池が多いことから、大量の蚊が発生するが、
それらとの獅子奮迅の奮闘しながらも、猛烈に勉強すべきである。
決して”蚊がうるさいから遅々として勉強が進まず不可になった”とか、
”蚊がうるさいから眠れなかったので、テストに遅れた”などと言い訳はせぬよう。
・・・・・
大学に推薦入学したボクシング部員が、勉強せずに中退をばかりのため、
推薦枠の確保に獅子奮迅のOB会が多数存在すると
立教大学のK先輩もおっしゃっていた。
それはそうである。物事の本質を見誤ってはならない。
どんな入試であれ突破して入学した生徒は、先生方にしてみれば
「うちで○○という勉強をしたいから入ってきたはずなのに
まったく勉強もせず、かつ試合があるから休んでも出席扱いにせよ
というような部員ばかりなら、推薦なんてやめちまえ」という
心理になっても当然である。
先生方はそんな学生に厳しいのは、当たり前だろう。
・・・・・
ただ、同時に多くの先生方はそれぞれの教科に厳しくとも、
学ぼうという意思を持ち、何とかしようと人に聞いたり、
工夫を重ねる学生を放り出す人ばかりではない。
まずは学生、あるいは人生経験が少ない若者は、
勉強できちんと結果を出すために、そういった基本的な考え方を
再度自らに問うてみるのもよろしかろう。
同時に、その一人の学ばぬ部員が存在することは
彼の出身校の後輩にも、影響を与えうるということを認識しよう。
逆に言うなれば、彼はすばらしい学生であったから、
彼の後輩もすばらしいであろうという、見方を人間はするものである。
良い結果を得、周りに良き影響を与える人間になるための第一歩は、
まずは自分の前に存在する問題を、逃げずにやることであろう。
by かんとく