2010年度関関戦の分析 byかんとく

眠い。

関関戦も終わり、ますますリーグ戦が近づいてきた。

もう目と鼻の先である。

が、だからこそその試金石であった、関関戦について再度振り返る必要がある。

受験に向けての模擬テストのとき、よく先生方がおっしゃっていたことを思い出す。

「ええかー、模擬テスト受けて、受けっぱなしで終わったら、ダメなんでぇ。

模擬テストって言うのは、本番で出る可能性の高い、

或いはまさしく必要と思われるものを集めてるものじゃけぇの。

偏差値気にするのもわかるが、それよりテストで出来んかったところを

復習するようにせにゃあ、いつまでたっても苦手なものが苦手なままで残る。

一回やってみて解けんかった問題を解けるようになるように、

解説も丁寧に書かれとるんじゃけえのー。」

まさしくその通りだと思う。

今にして思うと、高校の先生の言っていたこともごもっとも。

ま、その通りにしていたら、英語にここまでの苦手意識もなかっただろうに(ニヤリ)。

・・・・・

まあ、先般、何人かについては書いた。

今回は残りのもの。

前田くん、下がらないようにしましょう。

相手が強いとプレッシャーで自分が下がっているつもりはなくても

下がってしまうものである。

だが、下がって相手のパンチにあわせて勝てる相手は

自分よりも実力が劣るものに限られる。

何故ならば残念ながら人間は前に出ながら押す方が、

下がっていて瞬間的に押すよりも強い力を出せるもの。

にもかかわらず下がって狙うというのは、わざわざ難しい対応を

しているようなものだ。

常に前に出る意識があってこそ、相手が返す為に前に出たときに

下がりあわせる技術が大きな意味を持つ。

基本は前に出る。普段のマスではそれができない?

じゃあ普段の練習が終わってから、

宮本、石丸あたりと強化練習するぐらいでないと

まあリーグ戦で勝ち星がとれるとおもうのか?

・・・・・

安枝くん、負けたけど、練習していたサウスポー対策をしていたのはよかった。

ジャブをついて距離を測るは100パーセント出来ていたし、

右のガードは下げないというのは、後半気疲れで悪くなっていたけど合格点だ。

ただ、なぜジャブを出していたのかを考えてみる必要がある。

右のストレートを当てる為のはずだ。

であるならば、右ストレートを出して初めてサウスポー対策として

練習してきたことが形になったといえるだろう。

あと、本当に数発だけ出した右ストレートの打ち終わり、何をすべきだったか。

必ず左を返すように練習していたはずだ。

そこまで出来ればおそらく3ラウンドもっただろう。

もたなかったのは緊張の為、ジャブしか出ず、ジャブしか出さないから打ち込まれ

恐怖心が生まれたことで、身体が硬くなり、スタミナをロスしていた。

だからRSCされたのだ。

距離を測るジャブは2~4発に絞り、すぐ打ち込むと言う練習を繰り返すことだ。

そうすれば5,6回に1回は右ストレートが当たる。

そのときに左を返しておけば、

現代においては何の意味も持たない君の野性味溢れるパワーで

技術で上回る相手の攻勢もひっくり返すことが出来たのである。

意識して取り組んでほしい。

・・・・・

さて、土日に特別コーチとして、日大・梅下氏にご足労頂く。

もう一度気を引き締めて練習に取り組もう。

予定は下記の通り。

ご都合のつくOBの方は、当日飛び込みでも構いませんので

道場までご足労願えれば幸いです。

10日 午前・リーグ戦検診、15:00~練習、20:00~ミーティング

11日 10:00~練習、15:00~反省会

by かんとく  

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