『世界のオヤジから』について byかんとく

月曜日ならびに、予定がない本日も”情・恋澄ショータイム”を観る。

すると、37歳対34歳の親父ファイトをやっていた。

本家本元ではなく(本家本元はプロ・アマボクシングなんですけど。

この話を長くするとプロレスとアマチュアプロレスみたいに、

訳がわからんようになるな)

プロのチャンピオンシップである。

その解説で”情・恋澄”氏が37歳のランカーについて面白い解説をしていた。

「彼のキャリアは20年になる。日本では徳山選手とも戦ったし、川島選手とも戦った。

私が最初に彼に会ったのは18歳のときで、センスは感じたけども、

彼がこれほど長くキャリアを続けてられるとは、思ってもみなかった。

そうできたのは、生まれながらの身体の強さというものもあるだろうが、

やはり”クリーンライフ”を行っているからなんですね」

・・・・・

”クリーンライフ”と聞いて、

英語の苦手なワタクシが想像したのは、”清く正しく生きる”であったが(ニヤリ)、

どうやらそういう意味ではなく、”規則正しい生活”と訳すのが適当だという。

「暴飲暴食、夜更かしなどを繰り返していれば、ボクサーとしての加齢は

そうしないのに比べて明らかに早まる」らしい。

甘美な響きを持ち、今のワタクシなぞ2秒で屈服し続けているが、

37歳のその彼は、それらを是とせずに続けてきたからこそ、

20年という途方もないキャリアを積み重ねられたのだろう。

・・・・・

まあ、おっさんの話なんで関係ない、と選手諸君はお思いだろう。

若いからね、少々寝なくても大丈夫だという人間は沢山おるわな。

だが若かろうと、例えば車の運転の際に眠気が襲うと、

明らかに集中力が低下する。

普段の何気ないスピードでの走行でも、見えているはずのものが見えていない

ということは往々にしてある。ましてや自分に向かって飛んで来る拳をや、である。

これは言い換えるならば、短い時間で回復するものとは言え、

その瞬間老化していることに他ならない。

そういう状況は危ない。

・・・・・

これは”昨日徹夜だった”や”昨日寝不足だ”に限らず、

日々の”少々の寝不足”であっても、塵も積もればマウンテンである。

自分の体調を鑑みて、状況によっては1時間、或いは30分でも早く寝ることを

1週間続けるなどの工夫をすることが、自らの回復力を保つ上で重要だ。

ボクシングの練習というと、道場での練習ばかりに目が行きがちだが、

一流のアスリートは、コンディショニングの上でも一流なもの。

ちょっと、頭の隅においてホシイ。

by かんとく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください