『なんか、いい話』について byかんとく

表題の件。

ワタクシもかつては学生の頃があった。

暑く燃える青春、そして淡く切ない”忘れない恋心♪”という時が(ニヤリ)。 

・・・・・

その中に受験というものものある。

過去書いたように、ワタクシの実家はたいそう貧しかったのである。

ワタクシの実家は広島県呉市であるが、

親に連れて行ってもらった最長距離は広島県尾道市であった。

片道100kmくらいである。

そんな人間が受験の為とは言え、1人きりではじめて向かった関西学院。

生まれて初めて半休電車(仮名)に乗ったところ、向かいの席に座っていたのは

髪を金髪に染めた男であった。

その頃のワタクシの考え方は、”髪を染めた男=ヤンキー=盗んだバイクで走り出した人

(↑オザキ風味)

=盗んだバイクで走りさっても罪悪感がない人=何をしても罪悪感を感じない人

=えらいこっちゃ、をしている人=関わったら「えらいこっちゃ」になる人”

であった。

なもので、そんなえらいこっちゃな人とは目を合わせずに、

ワタクシは三宮~西宮北口を無音で通した記憶がある。

・・・・・

まあ、そんな記憶があるとは言え、世の中にはもっと間違った人もいる。

ワタクシの幼稚園からのツレであり、プロボクサーでもあった”かっちゃん”は

大学の入学式に、誰にもアドバイスを受けないにもかかわらず、

というか、だからこそというか、1人きりで”リーゼン党”を結成したらしい。

そして式の前には、金髪というまでもない茶髪に対しても”メンチ”を切っていたらしい。

無論のこと、サークルはもちろん体育会系の部活動からも、ビラ一枚もらえなかった。

間違えてもらっては困るので書くが、ワタクシが過ごした高校時代には誰も、

「大東亜共栄圏」だとか言っていた人はいない。

(でも単車を乗り回して「夜露死苦」とか書いてた奴は沢山いた)

まあファッションでやっている金髪や茶髪に対して、

「湘南爆走族」(GTOのONIDUKAが高校のときの話)風味の人間が

声をかけてくるなんて、普通では考えない。

そんな楽しい空間で青春を過ごしたのである(ニヤリ)。

・・・・・

そんなことは横に置き。

まあそんな監督でも過去には部活動に勧誘された記憶がある。

それがあるから、先般より学生に指示している件。

入学式までが勧誘の大切さについてマネージャーに嫌というほど語ったにもかかわらず、

こんなメールが届く。 

合格発表は「去年もすでに(学内での)掲示はなかったみたいです。

掲示したところで見に来る人数が少ないのが理由らしいです。

KO南大学とかはまだ掲示もやってるみたいです。

そういえば私の合格通知も封筒が桜の柄だったんですけど、

それは見に来たりするのがないかわりにそれで実感してくれ、

っていう意味があったらしいです。」

今の世は現実には受験番号を掲示しない世界のようです。

でも、受験番号を表示しない時代だからこそ、

届いた封筒に”いい結果ですよ”を表す工夫を表してるんですな。

なんか、いい話。

by かんとく

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