もう中年日記(11/26) byかんとく

ああだこうだと、ボクシング部に関することについて怒っていても

わが生活の暇さ加減は、一向に片付く気配がない。

大体ワタクシが日々弛まぬ努力で繰り広げ続けている妄想なんてものは、

楽しい気分、或いはこんなんやったらええ結果出せるやろうな、

というプラス思考をもってしないと、全くもって時間がたつのが遅い。

困ったものである。

・・・・・

ま、先般のマラソン大会登録の件と時期を前後して、

そんな状態のカントクは、久々に三宮をぷらつくことにした。

なぜか?

「あかん!我が中に常にあるはずのナウさが失われつつある」と思い、

ちったあ、外界の刺激を受けようと思いまして。

とは言え諸行無常、娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

最近、抜いた鼻毛のなかに白髪があった。無念。

・・・・・

その帰りにカネヤンとハナイをメシに誘い、

ああだこうだとオッサンは言いたいことを言った。

言い意味でも悪い意味でも、ポイント(要所)を掴む事に長けているので、

将来的にはチームの要に成らざるをえないカネヤンに

話をしておいたのは良しとしておこう。

何せワタクシは暇である。

暇だからそんなことをやらかしているのである。

暇、ふぉーえばー。

・・・・・

ま、そんなことはさておき。

あまりの暇さ加減というものに、突き動かされ三宮まで行ったワタクシは

まあ、ご他聞にもれず、帰りにまたしても本屋に立ち寄る。

いや、正確にはぷら着いた先は本屋であり、

そこでとある漫画の1巻を買って、カッフェにて茶をしばきつつ読んだ。

そして、衝撃を受けた。

結果、現在出ている4巻まで買って再度カッフェにて読んだ。

キリストとブッダが休暇をとって日本に観光に来るという、

海外で敬虔なクリスチャンと、熱心な仏教徒が読んだら、

えらい怒られそうな作品。

『聖☆おにいさん』(中村光著、講談社)

いやあ、こういう本が巷で売られていても、

そこまで文句が出ないのが、さすがアニミズムの国日本。

単行本4巻までにはまだ収録されていないが、

キリスト、ブッダが日本に来る際のお土産を、

何個持っていくべきか悩んでいるのを読んで笑ってしまったものである。

(八万の神がいるというのが日本で、

両名の立場なら、彼らは支社にお邪魔するようなもんです)

興味があればご一読を。

キリスト教にしても、ブッダの話にしても知識がないとついていけないあたり

明らかにターゲット読者は成人です。聖人ではないです。(ニヤリ)

・・・・・

何の話だ。

タイトルは日記になっているので、本日読んだ本。

三羽省吾著『厭世フレーバー』(文芸春秋発行)

『聖~』を購入の際に、平積みされていたので、手にとってそのまま購入。

『厭世~』は結構奥深い話であった。

家族のストーリーかと思わせておいて、日本の世の変遷を

祖父、母、兄、姉、そして弟、というキャラクターを通して書いている。

人間誰しもこうなろうとした結果だけで、今の存在があるわけではない。

そこには、世の流れというものや、何となくの行動の結果

感じ取れるようなことも多数存在し、それが一つの行動の指針になったりする。

だから人間というものが面白くもあり、が時にはそれが煩悩とされ、

108回鐘をド突きまわさねば、身が滅ぶほどの脅威と認識されていたのかと

電車の中でしみじみ思ってみたり。

以上、あまり意味のない文章。

by 三羽省吾氏の別著『太陽がイッパイいっぱい』という作品は

是非大学時代に読んでおいてほしいとおもっている、かんとく

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