オッス、オラ仲魔。
みんな元気してっか?
今日は同志社大学で行われた、新人練習会に参加して来たゾ。
集まった大学の上級生がまずスパーリングして、その後に
一回生は時間を区切ってのグローブ練習だった。
やっぱ、同じ一回生でもしっかり練習している選手は
いろんな技術を持ってるもんだな。
違う環境にいる人の技術を見るのって勉強になるぞ。
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打ちの部員はどうも最近の練習強度が高すぎた為か、けが人続出だったので、
新人の参加は、安枝とオラがだけだった。みんな修行が足んねえなあ。
今回の練習会では練習していることが、
普段とはちょっと違った人がたくさんいる中では
発揮できねえことだとわかったぞ。
安枝が出来た事と言えば、右ストレートだけだったし、
オラが出来た事と言えば、ジャブを出し続けることだけだった。
やっぱり普段とは違う環境では、人間は力を出し切れねえもんなんだな。
税金未納だった茂木さんが、「アウェイという空間は人間を成長させる」
というのがわかった気がするぞ。
自分が最高のパフォーマンスをする為には、
アウェイでも持っているものを最大限出す為の修行が大切だな!
みんな、関学ボクシング部を応援してくれよな!
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↑合同練習会にて自身の技術を最大限見せる為にアップ中の仲魔さん(中央)。
左に移るのが、レフリーがストップといっているのが全く聞こえないほど
集中しすぎていた、泉南の生んだ大魔王・安枝さん。
彼の放つ右ストレートはまるで、魔癇光札法(仮名)であり、
天下一を誇る仲魔さんのライバルと目される男である。
上記の写真はアンクルウエイトをはずした仲魔さんのリズムが
あまりにも早すぎる為、監督の持つ携帯のカメラでは写し切れなかった。
その姿は『がんばれ元気』のクライマックス、父親であるシャーク堀口の仇、
自らの恋敵、そして長年の目標である、WBAフェザー級チャンピオン
関拳児戦を前に旅に出た堀口元気が、
ふと立ち寄った旅先の祭りにて太鼓を叩いた際に
たまたま訪れていた新聞記者がシャッターを切ったところ、
本来1/1000秒で撮った写真に、太鼓を叩いている腕が移っていないという
途方もないスピードを思い出すものであった。
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↑練習後にインタビューを申し込むと、流石の仲魔さんもお疲れの様子。
「いやあ、練習に付き合ってくれた前主将のおかげで
ジャブだけは出来たと思います。」
後半これまでに見せたことのないような華麗なフットワークを見せていましたね?
「そうですね。あれは拓大OBにて、優秀な兵庫県の先生のマネをしているのに
全く違うものに仕上げる名人、槍の安藤さんのマネをしてみました。
逃げるときこそ速さをほこる、エビボクサーと呼んでください。」
・・・・・。
ま、よく頑張ったんじゃないか、と思う監督がお届けしました。