『マネージャー』について byかんとく

仕事好きな監督は、本日もしっかり仕事してきました。

それにしても目が痛い。

PCでの仕事がほとんどを占めるので、間々にコピーをとったり、

書類の整理を入れるのだが、やはり疲れる。

よく試合後に、白目の部分が内出血をしている者を見るが、

先般、殴られてもいないのに内出血していた。

激務の為である。

夜な夜な見ている猥褻動画の類のせいではない。

あえて言おう、激務の為である。

会社は身を粉にして働く社員に対して、賞与の算段をしっかりと

つけるべきである(にやり)。

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さて、そんなことはさておき。

いつもいつも選手に対する苦言ばかり書いているので、

たまにはマネージャーについても書いてみようかと。

といっても、別に意地悪を書くつもりなどない。

ワタクシがうら若き乙女であったならば、決してボクシング部なぞに入るまい。

なんせ、そこを巣とするボクシング部員は一様に”稲中”的な要素を持つ

面妖で、ひん曲がった若者らしくない若者である。

夏だけでなく春秋冬にも、誰に求められているわけでもないのに、

情けなくダラダラと男汁を垂れ流す事に心血を注ぐ輩である。

何度言ってもすぐに裸体になりたがり、そのおぞましい身体を見せたがる

そんな輩ばかりである。にもかかわらずだ、よく入ってくれたものだ。謝々。

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そんな輩達の為に、貴重なる乙女の青春というものを捧げてくれている。

だからこそ、彼女らにこそ、しっかりした時間の過ごし方をしてホシイ。

では何を持ってしっかりした時間の過ごし方とするか。

まず、マネージャーの仕事というのは、ほとんどの部の場合暇である。

でも、マネージャーの仕事は選手のサポートすることが基本という見方が

大方の日本人の考え方であろう。

非常にありがたいことだが、これではその仕事如何では何の成長もないかもしれない。

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よく言われる言葉に、「新入社員には即戦力を期待する」という言葉があるが、

ワタクシはその意見に非常に危ういものを感じる。

なぜかといわれれば、普通の大学生活では何の経験もしていないのと

同義になる可能性がある。

選手どもは、果たして考えているのかいないのか、己が修練の為に時間を割いている。

それはまあ結果が良いか悪いかは別にして、頭を多少は使うし、

身体も多少は鍛えられる。

選手どもは、仮に頭が鍛えられなかったとしても、肉体労働は出来るであろう。

食っていける。

マネージャーの場合はほぼ体力がつかないので、鍛えられるとしたら頭の使い方だ。

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「とは言え、どういうことか分かりませぬ」ということもあろう。

大学入学後、たまたまボク部に入ったおかげで、初めてマネージャーになったOGも多い。

ワタクシもマネージャーではなく、ただ一途に殴ることしか考えていない

アホ丸出しであった為、いえることは少ないのだが、一社会人としていることもある。

それを書く。

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①練習中のタイムは読まない。

いつもタイムを読んでくれてありがとう。選手は気持ちよく練習できているだろう。

何とかして勝ちたいと思う人間は時間の使い方も考えるだろう。

だた、それが意味を持ち練習している人間は限られる。

もし、選手に発破をかけるつもりであるなら、

選手でなくても目に見えて注意すべきところはあるはずだ。

例えば、ガード。打ち終わりによく落ちている。それを意識してない人間は危険だ。

或いは、手数。特にサンドバッグうちでは、疲れて手が出なくなることも多い。

でもそこからが勝負ということは多々ある。

タイムを読むのは、練習の効果を上げる為のツールとしてはどうか。

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②選手の練習日誌を読んで、書き込む。

ボクシングのことがよく分からないのは、実際やってないのだから仕方ない。

だが、よりよく選手の練習の効果を上げる為には、自らが学ぶ姿勢が大事だ。

ではどうやって学ぶのか。

試合を見ることも大事だが、日々一番選手の練習を見ているのはマネージャー・

主将は選手に色々教えてくれてるけども、自分の練習があるから全部は見れない。

マネージャーのほうがよく見ているはずだ。

その空間を大事にして、何の練習をしているのか聞いてみたら良い。

そうすること(教えること)で、選手のほうも意味のある練習になりやすい。

練習中は、ひたすら練習は、スタミナ強化などの為にはそれも大事だから、

練習ノートに目についたことを書いて、聞いてみてはどうだろう。

ナウいヤングの間で流行っている「ブログ」のようなものだ(ニヤリ)。

古くは交換日記と同じだ。

トラックバックは、自分も選手も成長のきっかけになるのではなかろうか。

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③ボクシング部に足りないものを認識しよう。

組織の知識や考え方は、古いものに固執してしまいがちだ。

たとえば、最近は練習中でも給水の時間があるが、ワタクシの自分には

その考えを持つ人間は少数であった。

或いはウエイトトレーニング。筋肉が太くなって体重が増えるという概念が

ボクシング界にはいまだにある。

そんなことはないんだけど、或いはしんどいことから逃げる為か

そういうことをいう人間は選手にもいるはずだ。

そこに風穴を開けよう。

どういったトレーニングであれば、筋力が太らないとされているのか、

或いは、どういうトレーニングであれば最大筋力が上がるのか。

トレーニング後の栄養補給とは。

そういったものを学んでみよう。

そしてミーティングで時間を割き、教えてやったらよい。

「プレゼン能力」が高まるし、そう履歴書にも書ける。就職活動に有利だ(ニヤリ)。

またこれは一般女性がよく言う、ダイエットにもつながる勉強である。

ワタクシは全然太っているように見えない女性でも、

女性には自らが太っているように見えるらしい。

だが体の基本を学んでいなければ、不健康な痩せになるやもしれぬ。

自らの身体の為にも学んでみよう。

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残念ながら、ここ数年、女子マネージャーの先輩がいなかったことで

マネージャーの基礎的な考え方を教えてくれる人がいなくなった。

第一に、やはり男は幼いのである。残念であるがな。

が、逆にわがボクシング部の将来は、今のマネージャーの尽力によるところが大きい。

是非是非、奮闘を期待する。

by 部員が増えた昨今では、ワタクシ一人では教えるのに時間がかかり、

組織としての不安要素も多くなるから、手伝ってホシイと思っている、かんとく

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