『歌うたいのボクサー』について byかんとく

昨日は、まるで広大な大陸の縮図であるかのように

衣服と書物によって山あり、谷ありの様相を呈していた、わが部屋を片付ける。

あまりの散らかりように、

同居人が「俺が片付けちゃろうか?というか片付けるべきじゃ!

そんな有様を見られるのが嫌なので、俺も彼女呼べんじゃん!」と

まるで893のような恫喝の言葉を吐くため、渋々であった。

怖い怖い(ニヤリ)

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さて、昨日夜勤、本日は仮眠後に通常業務。

眠かった。

まあ夜勤後なので、いつもより早く帰る。

国体に行けなかったので、仕方なくTVにて大毅VSデオカオーセンの世界戦を見る。

戦前の大方の予想では、大毅が6ラウンドくらいで負けるだろうと思われていたし、

ワタクシもそう考えていた。

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が、1ラウンドを見て、あれ、もしかしたら勝つなあ、と思った。

結果、まあ判定で負けてしまったわけだが、

大毅は前回の内藤戦とは、全く別人に成長していたと思わざるを得ない。

まあ、成長期ともいえる年齢だから当然だが、

それにしても、あれだけのビッグマウスの結果ボロ負けして

精神的にもかなり追いやられたと思うが、見事復活どころかその成長には

やはり人間分からんものだなあと、甚く感銘を受けた。

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第一に成長期ゆえの技術の向上は当たり前として、

第二に12R中、自身のやるべきことに対して、ずっと集中していたということ。

第三に攻めきれないでも焦らず、自身のやるべき行動を忘れなかったということ。

惜しむらくは、「ボクシングが倒して勝つべき」の意味を、まだ知らなかった事だろう。

自身がコントロールしている試合だと思っていても、相手の手の中にいる可能性もある。

また倒さずにおけば、相手に反撃のチャンスを与えることとなる。

そういう意味を感じ取って、もう一度試合を見てホシイ。

うちの選手でそこまで集中して、試合に向かっている選手は少ない。

勉強になると思う。

ただ、歌うたいのボクサーが、勝利後の為に用意していたオリジナルバラードを

聞けなかったのが残念だが(ニヤリ)。

by かんとく

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