2009加古川市民大会総括 byかんとく

加古川は遠い。

しかも検診の時間が早いので、5時起きだった。

低血圧を治すため、普段から好きでもないスポーツドリンクを

浴びるほど飲んでいるのに、全然血圧が上がらないワタクシには

ある意味拷問であった。

ものすごく眠かった。。。

というか、昨日は22時に寝て、本日は8時におきた。

・・・・・

さて、大会の総括を前に敢闘賞花井さんのインタビュー。

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↑あの時、花井さんの横には誰もいなかったはず。。。

でも花井さんの横に誰のかわからない、何者かの手が写っている。。。

怖っ!

花井さんに勝利者インタビューをすると、こう答えてくれた。

「多分、僕のトロフィーがうらやましくてたまらなかった

安藤さんの思念でしょう。別に怖いことなんかないですよ。

えびボクサーっぽかったっすよね。」

かんとく「えびボクサー?」

花井「安藤さんの当たってるのにもかかわらず、まるで海老が逃げるがごとく

軽やかなバックステップに継ぐ、バックステップで逃げてくれますから。

あるいは、格闘ゲームの必殺技、ソニック・○ームとか使う為に

あえて後ろにさがっていたのかもしれませんねえ。(ニヤリ)」

やっぱり二回生の出来が悪かった。

気を引き締めていかないと、マジで冬には抜かれるで。

というかそうなるように、1回生を鍛えたらどうするん?(ニヤリ)

・・・・・

ワタクシが思うに、一つ一つのスポットの試合はリーグ戦や国体、全日本選手権へ向かう、

一つの通過点に過ぎない。

練習したことをが、試合がどういうものか知る機会だ。

でも、こういう機会を「別に気にするほどのものでない」と考えて

準備を怠るのはいかがかと思う。

準備をして、それを試合に出そうとする。それが大事なのだ。

結果として、それが出せなくてもそれは仕方がない。

相手のレベルが高過ぎる場合、かみあわせが悪い場合、

いろんな要素があるだろう。

・・・・・

しかしながら、自身のボクシングに対する教養を高めつつ、

かつ、こういうパターンの練習というものを、真摯に追い求めていけば

数年後の結果の差は歴然としているはずだ。

そういう姿勢、そういう思考を身につけていって始めてボクシングの経験が

自らにとっていつまでも素晴らしい経験となるだろう。

輝かしい実績という意味ではない。

そんなものは風化し、いつの間にか煌めきは失われる。

しかしながら、前に向いて逃げずに真摯に向き合った経験は

いつまでも自身の深くまで根を張るはずだ。

そう考えれば地方大会もある者にとっては、上記のビッグマッチへの予行演習となるだろう。

逆にそれを行わず、ただ勝てば良いというような、上辺だけの選手の将来は知れている。

・・・・・

知らない選手がどういう攻撃をしてくるのか、それを知る為の大会だったと思って良い。

打たれた選手は、打たれることそれ自体よりも、

自身が防御の練習してきた以外の攻撃が来たときに

パニックになるという自体がよく分かったと思う。それが大事。

パニックになれば自分がやっていたことなんて、練習通りに出来ない。

というか、パニックというのは、普段練習していることを忘れている状態。

そうならないように、頭でなく身体が対応できるよう、反復練習しよう。

・・・・・

逆に、相手をコントロールできていた選手は(たまたまかもしれないが)

その感覚を忘れないように。

それをいつでも出せるようにすることが、一番大切なことだ。

なんにしても経験、そしてミスがあったときは繰り返さないように反復練習。

それは何のためか、次にある可能性の高いリスクを最小限にするための準備だ。

今回の一つの事例だけで、自分がダメな奴とも思う必要はないし、

また調子に乗ってもいけない。

目の前にある課題をこなすだけではなく、それは当たり前のこととして

さらに自分から工夫を重ねて、技術を身につけていこう。

我々の敵は目の前の敵だけにあらず、自分自身であることもわすれずに。

by 気を使う男、花井さんが言いそうにない言葉を、あえて書いてみたかんとく

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