WEEKLY NAKAMA(vol.11)

オッス、オラ仲魔。

みんな聞いてくれ。

オラついに70kgの大台を切ったぞ。

入学当初は80kgあったけど、やっぱ過酷な修行の結果だよな。

修行と共に、最近ではカルビ丼のバイトを週5回から、週2回に減らし、

貰ってくるカルビ丼も半減したし、その効果も出たかもしんねぇ。

でも監督の言う、「晩飯は豆腐にせんかい、ボケ、カス!」というのは

まだオラにはちょっとムリだ。

腹減り過ぎたらリキ入んねえねえしな!

・・・・・

それはそうと、今日から秋学期ということで、練習時間が変わった。

夕方の5時からだ。

明日は加古川市民大会ということで、修行してるみんなもリキ入ってた。

オラはミットを持って、ストレートのチェックをしていた。

だけど監督から、「仲魔さんよ、ミットを打つ奴が好き勝手打つ

オナニーに付き合うのは優しさではない。

たとえば、今羽賀ちゃんが左フックを打ったとき、右ガードが空いてる。

それを指摘してやるのが、ミットを持つ奴の役割ではないのか?」と

教えてもらった。やっぱ難しいなあ。でも確かにそうかもしんねえ。

いざというときにダメージを受けないことが、やっぱ大事だしな。

勉強になったゾ。

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・・・・・

明日は試合でオラは荷物係に抜擢されたから、今日はまっすぐ帰ったけど、

監督はたっちゃんとメシにいったらしい。

そこでおらが語学の時間にジャブを打ってたのを、監督に話したらしい。

ジャブって言うのは、女の子に声をかけることなんだけどな!

人に話されると、メチャクチャ恥ずかしいぞ。

でも”南斗の拳”でも拳三郎(仮名)がいってた

「たとえ、99%負けると分かっていても、残り1%の可能性があるならば、

戦うのが南斗の伝承者というもの」という話もあるしな。

だからメッチャ可愛い子に声をかけてみただけなんだけどな。

でも全日本選手権で優勝するよりも、難しかったかもしれねえ。

・・・・・

でも監督は「いや、そんなん言ったって、あいつみたいにジャブ出し続ける奴

すごいと思うぞ。

敵わないと思われるレベルの女の子に対しての積極性とか。

結局彼がL級くらいまで落として、

服装レベルも上がって、女の子としゃべることに慣れたら、

もしかしたら今の1回生の中で一番成功して、

一番モテル様になるかもしれん。アイツはエネルギーあるわな」

いやあ、オラ色々わかんねえこと多いから、とりあえず手を出してるだけだしな。

でも、監督がそういってくれるなら、やっぱ頑張ろうと思うぞ。

みんな応援してくれよな!

※上記は監督が取材したことに、妄想を付け加えているものです。

ただ、なんやかんや言っても、仲魔さんはエリート校出身だからか、

人が色々口を出しても、やることを続けることに苦がない模様。

そういう意味での伝統校の強さ、関学ボクシング部も

見つけ出し、さらに改善を加えていきたいものです。

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