本日は夜勤なので、練習に赴く。
9月の後半に行われる加古川スパーリング会の為、
2分でのスパーリングを実施したが、上級生も含めて3分の試合運びであった。
苦々しい。
テンポが遅く、打った後の位置取りがおそい。
あるいは、相手の打ち終わりを狙った攻撃などの視点が見られない。
遠い距離で必要以上にお見合いする。
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チャンスがあれば、それを見過ごしていてはダメだろう。
よく言うことわざに「チャンスの神さまは前髪しかない」というものがある。
後になってあれはチャンスだったのか、と気づいてもどうしようもないということだ。
ほとんどの者が「これはチャンスなのか?」と見極めようとして、見過ごしてしまっている。
大切なのはチャンスかどうかを見極めようとしないことだ。
チャンスかもと思ったら積極的に打って出よう。
結果としてチャンスじゃないのかもしれない。
無駄な動きをしてしまったと後悔するかもしれない。
だが、無駄な動きをしてみなければ、決してチャンスをつかむことなどありえない。
”たまたま”うまく行くことを知ってみるべきだ。
そして、その”たまたま”はなぜうまくいったのか、それを後に分析する為にも
チャンスを活かした経験というものが大きな位置を占める。
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新チームのメンバーは非常によく頑張っているとは思うが、
やはり勝負事にはポイントというものが存在する。
将来社会人になって仕事にしても同じ事で、ポイントがある。
そのポイントを見極める技術は、はっきり言って飛び込んで見ないと分からない。
社会人としての、ジャブやガードという基本技術は研修期間に教えてくれるだろう。
だが、チャンスを活かす為の攻め方は、畢竟自分自身がまず攻めていかなければ
決して身につかないものだ。
大学生のうちに競技を通して、そういう頭の使い方を覚えてホシイ。
by かんとく