『あしたのボクシング』について byかんとく

本日、近畿リーグの運営委員会として「今年度の反省会」開催@関西大学。

その後、知り合いからもらったチケットにて、府立体育館へ向かう。

T農大からプロ転向した選手(関西ローカル番組で昨年

サロマ湖ウルトラマラソンを60kmでリタイアした蜂蜜氏(仮名)と

やたらと絡んでいる元世界チャンピオン、の甥)の試合を見に行く。

甥、完勝。

セミファイナルまでは判定続きで、憤懣やるかたなしであったが、最後で爆発。

こういう興行の方法もあるかと、溜飲が下がる(ニヤリ)。

・・・・・

帰りがけに立ち寄ったラーメン店を出た途端、とある成年が携帯で電話していた。

「○○大学はボクとしてはちょっと。(おそらく進学先として)

弱いですし、練習環境も良いとはいえませんしねえ。」

多分、どっかの高校生なんだろう。

恐るべし、現代社会。

ラーメン屋の目の前で何気に話していたことが、ネットで世界へリリース。

おそらくラーメン屋の前で携帯で話していた彼は、知る由もあるまい。

これを見て青ざめてたりして(ニヤリ)。

彼はリリースされるとは露も知らず、電話していたのであろう。

ここの読者には、人の口に戸は立てられないと覚えておいてホシイ。

また彼も情報化社会(偏差値教育とか)の被害者なのだろう。

仮に進学したとして、自身の手でそういう空間でも変えていこうという

意識も方法論もあるまい。

世の中にはそんな情報じゃあなく、自身で道を切り開く人もいる。そのあたりは、

是非、先般紹介の『メディアの興亡』か、『青春の門』(五木寛之著)あたりを

読んでホシイ(ニヤリ)。

・・・・・

さて、そんなことはさておき。

表題の件は、本日の近畿リーグ運営会議での要点。

①KGは来期1部リーグでの競技となる。これは当日の会議長に確認済。

OB各位はお喜びのこととであろう。

だが現役諸君には、今まで以上に日々の練習、

そして生活態度に対しての覚悟が必要になってくる。

日々是三省する癖をつけておこう。

②某大学が廃部になったことで、リーグ幹事校の役割に一つ空きが発生。

これをどうするか?議長は冗談交じりで「関学やっとく?」とおっしゃっていた。

ワタクシも学連委員に「どや?やってみるか?名誉か金かどっちが好きや」と

ニヤニヤしていた。

だが1部校になれば、大学の外にも大事な役割が回ってくるのは当たり前だ。

引き受けることになっても、学連委員だけでなく、役割に対して

名前負けしない人間に、其々の選手がなっておかなければならない。

・・・・・

そうはいってもそんな覚悟なんて(僕は経験したこと無いんだから)

わかんないですよ、という選手!

分からないことを分からないままにしていてはならない所に

今我々は立っていると思ってホシイ。

分からないならば、分かる人に聞きにいってほしいと思う。

うちの大学にはアメフト部やサッカー部という、全国に通用する部がある。

そういう空間に聞きにいくという発想を持ってホシイ。

「俺くらいがいきなり行ったら相手にしてくれないだろ?」

そうだね、相手にされないかもしれない。

でも、そういう時は知り合いに頼むという手もある。

なぜ体育会本部にその依頼をしてみないのか。

なぜ関学スポーツにその依頼をする発想がわかないのか。

主務を紹介してくれ、話を聞いてみたいんだと。

なぜ強豪大学や、強豪高校の先生方に聞いてみようとしないのか。

どういう覚悟を持って練習していけばいいのだろうかと。

・・・・・

本日関大前駅に行く道すがら、某大学の指導者ともお話していたが、

指導者が思っているのはこういうことだ。

「大学生という彼らは、スポーツ推薦云々ではなく、

自らが何とかしようという意識が非常に弱いと思う。

テスト勉強だって、本来は今の時期に”名前も知らない”が

勉強が出来る友達を増やすという手段だってあるはずなのに、

唯々、一生懸命やればいいと思っている節あり。

偏差値に代表されるような数値化、情報化の中で育ったから

効率的なのかもしれないけれど、もっといろんな手段があることを

自らが知ろうとする必要があるんじゃないかな?」

by かんとく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください