『覚悟』について byかんとく

本日も西宮香風高校にて、県の強化練習会に参加。

でもうちの部員はテスト期間の為、卒業単位をすでに取得(本人の計算による)した

前主将だけの参加であった。

ということで、高校生がメインの練習会だったが、

本日も昨日以上に濃厚なる4時間の練習であった。

高校生と同レベルのうちの部員を対象にした基礎練習が主であったが、

香風高校の某先生によると、「この練習は全日本クラスの濃度ですよ」とのこと。

その濃度に本日参加の高校生は、2日間続けて参加していることになる。

きっと明日は体中バキバキであろう。

それほどの練習を、みんなで掛け声を掛け合って、

力いっぱいやりきったことが重要だろう。

それはやはり梅下先生が、情熱を持って学生達の目を見て

声をかけ続ける姿勢の結果だと思った。

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そう思ったのは練習を見ていることもさることながら、

昨日練習後、梅下先生の他数名にて食事に行ったときのこと。

うちの大学の練習についての指導者の姿勢について、厳しい言葉をいただいた。

要約すると、「指導者として、そういう言葉を言っちゃあいかんでしょう!

選手が自分の力でやれるように側にいて、悪い状態にならないように

声をかけ続けなければ指導者失格じゃあないのか」というものだ。

その姿勢が、先生の指導をを見ていたのでわかるし、

真摯に選手に向き合い、覚悟を決めている先生の言葉だからこそ

非常に心に響いた。

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この話を昨日帰宅後、同居人に話すと

「うちの高校の先生も1年365日のうち、正月と盆を除いた360日は

レスリング部のことばかりしてたわ。

夏休みもオフなんてないし、身体が絞れて俺でもバク転できるようになったし。

俺らの時って授業が週休2日になる前の、月1回土曜日休みやったやん?

それが隔週2回になるって聞いて、俺はホンマにやめてくれーと同期と喋っとった。

週休2日になりゃあなったで、あの先生は他の県へ絶対合同合宿いくと思ったし、

案の定、実際合同合宿が月2回になった。

でも、仕事しだして思うんが、先生がホンマの意味での責任感をもってない人なら

家庭もあったのに、そこまでのことできんかったやろうなと思う。

実際合宿行くときも、OB会やら父母会に話通してくれてたんだろうけど、

選手が金出してた記憶がないもんな。」

やっぱり指導者、特に格闘技の場合は、いろんな意味で覚悟が必要な模様。

さらに肝に銘じてやっていくわ。

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話は変わるが、ワタクシの希望として来期は1部でやりたいと、

お伝えしたところバックアップを頂けることとなった。

そういう話が出たのは、1部で試合するのは時期尚早、

キャリア不足で危険ではないかと言う意見もあったからだ。

だが、2部だからまだ安全という姿勢で、結局ボクシングを舐めて

試合に向けて本来必要な準備を怠ることが、一番危険なこととのご意見もあり、

ワタクシの提案に乗っていただいた形になる。

無論、近畿連盟の裁定後のことになるが、その覚悟をもってほしい。

そのために必要な練習があれば、時間を作り、協力は惜しまない。

あと、ご協力頂ける方には、今回の合同練習会の様子をDVD録画しましたので、

見ていただければ幸いです。ワタクシか前主将に連絡ください。

ただし、2時間以上ありますが(スパーリング風景は今回撮っていないので)。

by 上述のレスリング国体三位クンを、夏合宿の首強化練習に

特別コーチとして招こうと思っている、かんとく

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