疲れた。22:00、ただいま帰宅。
西宮へは早めに夕方帰ってきていたが、
石丸と飯を食う。
本当はスポーツドリンク(黄色い炭酸)で渇きを補いたかったが、本日は我慢。
というのも、昨朝、早起きし、花の都大東京に向かい、関東リーグの最終戦を見、
中央のIコーチ、Sさん、慶応のEコーチとリーグ戦を肴に飲んだため。
おかげで気分の高揚と、旅の疲れもあり、久々に10時間くらい寝た。
健康的だ。
そういえば、他にもスター(仮名)さん、直美さん、立教OBのK記者、
明治の坂田君、そしてはるばる遠方より来る西宮の先生方ともお会いした。
皆さんにお会いできて、非常に有意義な旅であった。
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さて、関東リーグ戦雑感。
K記者にもお話したが、ちょっとレベル落ちたんじゃなかろうかと思う。
ワタクシが現役時代に見ていた(リーグには見にいけなかったので、
国体や全日本選手権で)選手と比べると、という意味だ。
「こら、KGふぜいの監督が何を言うか」とお怒りの意見もあるかもしれない。
うちの部は1部での結果も出していないのだから、それは甘んじて拝聴する。
が、オリンピック選手、またはプロ転向してスターダムに駆け上がった
先輩方が数多存在する関東1部リーグにおいてのガス欠、
あるいは失格負けというものは残念だと思わざるをえない。
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下馬評ではこっちの選手が有利だろう、と思う選手が力を出す前に倒されたり、
同レベルかという選手同士で圧倒的な差があったり。
もちろん、年に1番のプレッシャーがかかる大会であるので、
力を出し切れないことは予想される。
だが、それはプレッシャーからというよりも、練習不足なんじゃないかという方が、
先に頭をよぎった。
という理由は下記3点。
①目の前の相手に如何にパンチを当てるか、集中していない。
②アスリートとして試合でフルラウンド戦う為の、絶対的な体力が不足している。
③もう優勝はない、或いはもう負けそうだというときに粘りがない。
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この3点は練習していなければ、絶対に不足するものだ。
①はどうしても勝ちたいと思って、自分から練習する姿勢がなければ、
今がチャンスだという場面で、そのチャンスが見えていないという結果に陥る。
今ラッシュしたらいけるはずなのに、ステップバックしていたり、
何となくのパンチを出してみたり。
本来はガードした後にすぐにプレッシャーをかけるべき時に、
プレスがかけれなかったり。
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②は走りこみ不足、或いは練習の途中で手を抜いている結果だと思う。
2部リーグ以上の大学では、セレクション入学生が当たり前に多数いる。
ということは技術がある。技術があるのは試合に際し、大切なことだが、
それはやろうと思えば悪いほうにも使えるものでもある。
言うなれば、本来は体力強化の為、
ストレートでのサンドバッグラッシュをやるべき際に、
フックを使ってみてみたり、距離をとってみたりして休むことも出来る。
それが身体になじんでしまえば、いざというときに
打ち合いに応じることができなくなってしまう。
相手に一方的にこられたら、それはもう敗北は目の前だろう。
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③はやはり、自分の有利な際の練習しかしてない結果であろう。
攻撃練習は楽しい。
こんなコンビネーションで倒したらかっこいい、とか妄想できる。
でもボクシングは自分がしんどい状態でこそ、相手の攻撃は
危険だということをを忘れてはならない。
自分は足を使って距離に入れないから大丈夫ですよ、
あるいは上半身で楽にかわせるから大丈夫、と思うかもしれない。
得意なもの以外のディフェンス練習をしていなければ、
実際に試合で体力が尽きたときになって愕然とするはずだ。
あ、身体が動かない、と。
或いは、2部の選手は総じて、ガード技術を舐めていたりする。
舐めてしっかりガードできていないから、ピンチがピンチのままであり、
更なるピンチを招く。
ガードの練習をしっかりつんでおけば、しんどい時は相手にとってもしんどい時だから、
そこからの切り返しが当たり前に出来たはず。
それが大いなる結果の差を招くこととなる。
どんなピンチがありえるかという想像力と、
なんとかそれに対応してチャンスをつかもうとする姿勢があれば
違う結果になった試合も多数あったのではないか。
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うちの部は若い。素人1年生が多数存在する。
だからこそまずは自分の出来る範囲で、ビデオを見ながらでも
「1部リーグで試合したとして」を考えてみてホシイ。
そしてわからない部分が出てきたら、新幹部でも4年生でもワタクシでもいい。
相談してホシイ。
どんな方法があるか考え、自分がそれを手に入れるために
どういう行動をしていくべきか考えていってほしいと思う。
仮説を立て、情報収集をし、分析し、問題があれば再度仮説を立てて。
それは間違いなく、其々の人生における財産になる。その癖をつけよう。
by まずは、かんとくプロデュースの夏合宿を乗り切る方法が、宿題だと考えている、かんとく