『関東リーグ』について byかんとく

なぜか勤務が3連休になっていたので、昨日より東京探訪。

昨日は練習後に大阪空港より羽田に向かい、

東京の連れと居酒屋にて戯れる。

最初は新幹線で行こうと思っていたが、時節柄、今期の賞与は

減少の危険性があるため、マイルを使用。

ということで、宿泊料+メシ代位ですんだ(ニヤリ)。

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さて、本日後楽園ホールに赴く。

試合前に中央大学を表敬訪問し、君島監督ほか指導者の方々と

ご挨拶させていただいたが、2-5で日体大に敗戦。

残念だ。

特にポイントをとるだろうと思っていた

菅君が落としたのが痛かったと思う。

やはり前半に流れ或いはリズムを崩すと

そのまま後半まで流れていく。

ワタクシにとって指導の方法を考える上で、非常に勉強になった。

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明治の試合もあれば是非ともお邪魔したかったが、本日はお休み。

なもので、指導者陣とお話したかったが無念。

しかし、会場にてなおみさんと遭遇。

同時にスターさん(仮名)にも遭遇。

スターさんには、帰省の際にでもご指導くださいとお願いした。

選手はワタクシの言うことは聞かんでも、日本チャンピオンの話なら

ちゃんと聞きそうな気がするので(ニヤリ)。

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さて、日記はこれくらいにしておき。

関東リーグは非常に勉強になった。

特にわかりやすいのが1部と2部の比較。

両方とも高校時代には、優秀な戦績を残している猛者ばかりのはずだが、

やはり差がある。

それはちょっとしたことばかりなのだが、やってる本人達には

気がつきにくいことだろうと思う。

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差を感じたのは4点。

1、フィジカル

2部の選手はどちらかというと、引いて合わせるタイプが多かった。

攻撃が単発で終わりがち。

それに対して1部の選手は、ガンガン打って出る。

またしっかりした筋力があるから、少々打たれてもバランスを崩さない。

それがあるから追い込んだ際に、チャンスを的確に活かしていた。

あのフィジカルの強さは、しっかり練習している証拠だ。

自信があるからそれが出来る。

2、ディフェンス

2部の試合の選手は、基本的にみんな出入りができていた。

だがガードが甘い。

1ラウンドはいいボクシングができている。出入りが適切にできていた。

だが2ラウンド以降、疲れが出るとガードがないのでパンチをもらいだす。

ガードのある選手でもおいてるだけだから、

パンチの威力を殺しきれておらず、ダメージがちょっとずつ溜まる。

そうなると反射速度も落ちるし、疲れがたまるスパイラルに陥る。

結果1ラウンド楽勝だと思っていた選手が、崩れる光景もあった。

3、基本

1部の選手が目新しいボクシングをしているわけではない。

基本どおり適切な距離を図る為に、ジャブと出入りを使い、

適切な距離になったらワンツーから連打を始める。

相手が自分にとって適切な距離の中にいるならば、何発でも打ち続ける。

打ち合いになったら、相手のパンチの衝撃を殺す為のガードを使う。

当たり前のボクシングを当たり前にやっているから、崩れることは少ない。

4、集中力

これが1番大きいものだろう。

しっかり練習してきている選手とはやるべきことが明確だから、

その結果として集中力を持って試合に臨んでいる。

チャンスを活かそうとしているから、その場面になったときに活かせる。

チャンスの神様は前髪しかないことをわかっている選手が

1部の選手にはゴロゴロしているが、2部の選手は数えるほどだ。

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1,2に関しては日体大の選手の試合運びは2部らしくない、

ともいえる感じであった。

1部の試合は帰りの飛行機の時間の為、

農大vs法大と、拓大vs駒大は前半しか見れなかったが。

大学から始める者が多いうちの選手にいえることは、

早い段階で是非見てほしいと思う。

7月13日が最終戦だ。

東京まで行く金がない?

金がないならば、どうやったら安くいけるか調べてみてホシイ。

方法はいくらでもあることがわかるだろう。

それも一つの大切な能力だ。

強くなる為には勉強しなければならぬのである。

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慶応の江頭コーチは遠路遥々、自らの大学の試合もないにもかかわらず、

観戦しており、詳細に其々の選手を分析している。

人間とは自らの学んでいるつもりでも、実は自らの殻の中から

なかなか抜け出せないものだ。

それから抜け出すには何がひつようか。

自分とは違う他者と接することで、

本来自らにとっても重要なポイントに気づくことではなかろうか。

by かんとく

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