『また茂木健一郎かよ』について byかんとく

本日は夜勤。

よって大学に行き、夏に向けてのダイエット活動。

ダンベルをぐゎんぐゎん振り回し、棚蚊とダイエットマス。

昔はマスで減量していた。

なのでいけるかなあと思ったが、体がだるくなった割に汗をかかない。

困った。

代謝が悪いということか。

老化か。

そういえばそろそろ蚊が出てきてもよさそうなものだが

今年はまだ耳の近くを飛ぶ音を、聞いていないような気がする。

先般、とあるテレビ番組にてモスキート音が聞こえるか

という検証をしていた。

テレビの音域が狭いと片付けていたが、聞こえなかったのは老化?

・・・・・

さて、本日某高校の先生が、空き時間を利用して練習に来て下さった。

ありがたい。

忙しい中、わざわざ我が部室にてコーチしてくださった。

ミッチーとマスしてもらったが、うちのエースは子ども扱いされていた。

やはりレベルが高い。

選手はこういう機会をどんどん利用してほしい。

ワタクシなぞ、棚蚊とダイエットマスをするだけでいっぱいいっぱいだった。

実力がついたと思ったら、早い段階で手合わせを願おう。

レベルの高い競技能力者を相手に、自身の強みが使えるか、

或いは今まで見えてなかった弱点はどこか、がわかる。

・・・・・

ただ、そういう機会で得た貴重な経験を、生かすか殺すかは自分次第だ。

先般紹介した茂木健一郎著『プロフェッショナル脳活用術』にも

こういう言葉があった。

そういえば今日の朝の番組にスペシャルゲストで出ていたな。

「『喜び』は脳を強化する原資だと先に述べたが、『喜び』の大きさは

成功にいたるまでの負荷の大きさに比例する。

困難な仕事をやり遂げたときの達成感や充実感は、

誰もが1度や2度は味わった経験があるはずだ。

その『喜び』をもたらしてくれる方法が、小柳さんの言葉を借りれば、

『ちょっとした背伸び』なのである。

楽な道を行けば、苦労もせずにすむ。背伸びをすれば、普段よりも

『つらい』と感じる。しかし、人間の脳というのは、つらいことを

乗り越えた先にうれしいゴールがあることがわかっていると、

そのつらさに耐えられるようにできている。』

(上述『プロフェッショナル脳活用術』p.83~84)

・・・・・ 

この本はホンマに誰もが実感したことがあることを

わかりやすく科学的に書いているので、学生諸子は是非拝読すべし。

上述の件、補足するとワタクシも実感した経験がある。

1年のとき、ワタクシは高校時代にジムで練習していたので、

同じキャリアでやるとたいてい楽勝であった。

それがあるときを境に勝てない時期が来た。

それはなぜか。それまでの貯蓄でワタクシは楽に勝てていたからだ。

・・・・・

負けが続いていようが、最後のリーグ戦で、当時近畿で最強だった某大学と

試合をすることになったとき、なんとしても勝ちたかった。

相手の大学の平均的な選手のように過去の実績は私にはなかったが、

そのために3年から4年にかけての大学生活の中心をボクシングにした。

それだけ下にもかかわらず、試合では1ラウンドの最初に

転がされた。でもそんなん関係なかった。

必死になって練習してきたロングレンジも、相手の距離だったからあえて捨てた。

ショートで泥臭く、下手なりにひたすら打ちまくった。勝つためだ。

(そういうのを上述の書のなかで「マドル・スルー(泥の中をもがきながら、

何かに向かってあがくこと)」という表現を使っている。)

おかげで何とか勝ったし、その充実感たるや最高であった。

うれしかったという事もあるけど、充実感につつまれて泣いてしまった。

・・・・・

苦労すれば言いというわけではないが、人間は苦労した結果、

その対象に向けてのこだわりが増す。

「これだけやってきた!」と言い切れるならば、上級生はリーグに向けて

その力の限りを出し尽くそう。

そうでないならば、それが結果として現れるだろう。

1回生も、将来の自身のことと考えて、リーグ戦での先輩の姿を見ていこう。

by 7月末までにせめて59kg台に落とそうと思う、かんとく

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