『大学ボクシング』について byかんとく

昨日本日と帰宅時に、同居人に「飲みすぎちゃいますか、スポーツドリンク」と

諭される。仕方ないではないか、そういう気分なのである。

悪い意味ではない。世の中がいいなあと思うことに彩られているからである。

詳細は下記。

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おいおい、それも良いが、ボクシングについてちゃんと書けという

皆様の思いにそって、リーグ戦の試合について。 

1部 近畿大学×3-6○同志社大学、大阪商業大学×4-5○桃山学院大学

2部 立命館大学-神戸学院大学 ←延期。大学のインフル対策の為。

京都産業大学○4-3×京都大学

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試合後、2つの某大学の指導者とスポーツドリンクを肴に

熱く大学ボクシングについて語る。

非常に面白かった。

主に桃山学院大学の選手の成長について語る。

成長している。

昨年は申し訳ないがワタクシの意見のとして、桃山はセレクションの選手が

自身の過去の実績と練習の蓄積を「頼りにしていた」感は否めなかった。

本年は申し訳ないが、主力が抜けで大きな戦力ダウンにつながると思い、

入替え戦は桃山対策でいこうと選手に話していた。

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しかし今年は全く違うチームになっていた。

昨年は「いっぱい下がり♪、たまにクロス♪」

(嘴のあるピンクの兎が歌っていたCM風味呟いてみよう)でのM君が、

自分から前に出る形にスタイル変更していた。

彼のキャリアを考えれば、なかなか出来ることではない。

勇気のいることであったと思う。

それが功を奏し、対大商大戦ではそうしているからこそ、

よりよいクロスが当たり、試合をコントロールしていた。

主将のHも復活し、爆発力はあったが不安定であった軽量級は

爆発力とともに、彼らの集中力が制していた。

1部の試合で6名出場、5名勝利というカッコいい試合であった。

あの近大に対しての同志社勝利もそうだが、そんな試合を見ていると、

大学ボクシングって面白いなあと思う。

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本日もN先輩と宝塚にて飲んでいた。

ありがたい。明日東京に向かうというのに(大阪発を九時前)にもかかわらず、

12時過ぎまでウヰスキーを頂く。ワタクシは日ごろ下町のナポレオン風味な

スポーツドリンクしか飲んでいないため、高級なアイリッシュウヰスキーを

先輩の旅の思い出とともに頂くというのは、芳醇な時間であった。

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その先輩がおっしゃった一言について。

「ボクシングというのは、本当に面白い。

僕が現役の時代は本当にわけのわからない練習をしていた。

柱につるされて腹筋したりとか。頭に血が上りわけがわからなくなる。

だけれども、そんな理不尽な練習を経験していきながらも、

あるいは経験するからかもしれないが、

練習を乗り越えていくうちに伝統や組織というものを

理解せざるを得なくなってくる。

自分が強くなりたいと思って部に入ったが、

結果として伝統とか組織とかのために強くなるのが当たり前な

雰囲気が自分の周りに充満してくるのがわかる。

僕は今のボクシング部ってのは知らないけれども、

強豪大学はそのあたりの見えない力もあったのではないかなと。」

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桃山学院大学はそういう意味で団結していた。

昨年は自身の力の50%しか出していなかったチームが、

今は100%か、或いはそれ以上の力を出そうと思う選手が

当たり前にいる。そういうチームは強い。

戦略とか、数の論理とか、確率論の範疇では計り知れない力を持つ。

物事はゼロサムとか、効率だけで成り立っているわけではない。

そういう情熱や感情というものが、物事を動かしていることは大いにある。

どうせなら、そういうものに挑戦しよう。

まず何を始めるかって?

とりあえずN先輩のように当たり前に毎日腹筋を2000回してみよう。

腹筋しているつもりが、いつの間にか背筋がついていて、

今まで出来なかったはずの、物凄いのスエーバックという能力が

身につくかもしれない(ニヤリ)

byかんとく

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