『子どもの遊び』について byかんとく

最近全くといっていいほどスポーツをしておらず、

連れて歩くナウいギャルもいないため、運動不足。

体幹は筋トレもしていないのに太くなり、四肢は痩せ衰え、まるで昆虫のよう。

このままではカフカの作品のように『変身』してしまうかもしれない。

そうなってはまずいので、GWはトレーニングの意味もかねて、

愛車チャベス号(ちゃり)にて大学へ。

そんな状態なので、2部練習にたいして云々言えず、

サークリングをちょっとと、ミットを持っただけ。

しかしながら信じがたいことに翌朝起きると、体が鉛のように重い。

まるで標本に貼り付けられた虫のようであった。屈辱。

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さてそんなことはさておき。

GW中の2部練習中にハタと気づいたこと。

ラダーというトレーニングを最近取り入れているが、

(アジリティー強化と体を思ったままに使えるように運動神経と脳を鍛えるもの)

このトレーニングをリング上から見ていると、名前は忘れたが、

「ケンパ、ケンパ、ケンケンパ」と跳ぶ遊びっぽい。

そのリズムや形を変えているだけで、

昔の遊びに通じるのでは?と仮説を立ててみた。

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パンチを打つ、かわす、ブロックする、足を使う。

ボクシングに必要な瞬発的運動は上記の遊びに近いのかもしれない。

たとえばゴムとびなども、瞬発力とともに柔軟性をつけるには

いい練習になるかもしれない。

また大縄跳びは、自分以外のリズムに対して、

自分のリズムをあわせるという点では有用ではないか。

まあ、普通にやっても面白くないのでダブルダッチでもするか。

という風な妄想から、夏合宿の練習内容は決まっていくのである(ニヤリ)。

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そういえば、昔ワタクシが小学生のとき「土ダメ」というゲームをやっていた。

やる場所は専ら学校であった。

ルールとしては鬼ごっこだが、土についてはダメ。

よって走る場所は、花壇のブロックや塀の上で逃げ惑う。

上級者になると、そこからジャングルジムやアスレチックなどに飛び移り、

更に上級者になると、ブランコの反動を利用して別の場所に

飛び移ったりしていた。まるでその様は野生のサルであった。

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何せ高い場所での遊びになりがちなので、たまに負傷兵も出た。

ジャングルジムに飛び移ったとき歯を折った者もいたし、

頭から地面に落ちた者もいた。

はっきり言って大切なのは、運動神経の良し悪しだ。

ワタクシなど虚弱体質並びに運動音痴であったため、

ハンディキャップなぞ存在する余地のないこのゲームにて

これ以上ない格差社会を経験させていただいた。

でもよく考えたら、自分の背丈より高い塀の上を60%くらいの力で

走っていたので運動神経がない割には、バランス感覚が付いたかもしれない。

うちの学生にも夏合宿でやらせてみるか?

まあ今の体重で落ちたら骨折するだろうがね(ニヤリ)。

それを避けようと思えば、体重を軽くキープするモチベーションになるか。

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あるいは現在の小学生にやらせてみたい競技でもある。

まあやらせなくても、子どもは本来そんなスリルを求めるもの。

スリルを求めないとすれば、誰かが邪魔してるんだろうね。

by かんとく

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