本日は出勤。
GW真っ只中なので作業はごく少量。
早めに終わったので、帰りも図書館で借りた本を読む。
『無人島暮らしの手帖~一人で生き抜くためのサバイバル術』だ。
(朴相俊、朴敬秀、李宇逸共著、羅愛蘭訳、新潮社発行)
何故、このような本を借りたるか。
例え旅行中に飛行機が落ちようが、戦争が起ころうが生き残る為である。
ワタクシ、誠に草食系男子だ。
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真水の作り方から、人体における水の意味、また漁の仕方、罠の仕掛け方、
住居の作り方、天気予報の方法、そして一人でも生きる為の精神状態の保ち方。
実践と並び、科学的な解説もついていて面白い。
どんな状況であれ生き残る為の技術をつけさせるために、
夏合宿で部員にアーミーナイフとビニール袋とカメラぐらい持たせて、
無人島に放り出すのも悪くないかもしれない。
まるで突価ヨットスクール(仮名)の上を行く教育システムだ(ニヤリ)。
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そんなことを妄想しながら、帰りがけに行きつけのバーにて本を読んでいると、
店のマスター曰く、
「うちの店員はよくやめるわ。まあやめるのは仕方ないにしても、
一度来てやめたり、今日限りでやめさせてくれとか言う奴が増えたような気がする。
僕も自分を取り巻く状況が変わったり、雰囲気が合わなかったりで、
バイトやめたことあるけど、周りの人間のこと考えて
一ヶ月後にやめまさせてほしい、とかいったものだけどなあ。
感覚が違うんかな。社会人経験のある店員は辞めるときもしっかりしてるけど。
一度本業が忙しくなったから、迷惑掛ける前にやめますっていった子は、
その後時間が出来たから雇ってと言ってきたから、もう一回雇ったしねえ。」
と言っていた。
それに対してワタクシ「なんか漫才師の中山家の零時(仮名)の
キレてやめる店員のネタみたいっすね。」
マスター曰く「そうなんだよねー。まあ、やめるのは仕方ないにしても、
そこでの人間関係は続いていくかもしれないから、
出来る出来ないの部分はあっても、気遣ってる姿勢を見せてほしいなあ。
前は男にそんなの多かったけど、最近は女性も多いわ。」
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誠に残念ながら、世の中が自分を中心に回っていないのは、大学生であれば、
わかっていると思う。
自分を中心に世の中を回せるようになるには、才能と努力と
コツコツ努力を続けていくことが必要になってくる。
そういう意味で、ほとんどの大学生には、
残念ながら人に助けてもらうことが多いと思う。まあワタクシも一緒だけど。
折角培った人間関係は、修復不可能でない場合や、
何を敵に回しても修復したくない場合を除いて持続していく方がよろしかろう。
そういう意味で、ボクシング部以外での人間関係も大事にして欲しい。
間違っても零時(仮名)のネタのようなバイトの辞め方はしないように。
by かんとく