『質問力』について byかんとく

一昨日飲みすぎたためか、昨日はいつの間にか(多分10時半)寝ていた。

そんなこんなで朝早く起きた本日は、部活がオフなので家の作業をする。

首元、襟元がエラいことになっているワイシャツなどを洗濯をし、

男汁が溢れんばかりの布団を干し、毎朝食べる冷凍ご飯用の米を磨いだ。

主夫カントクである。(ニヤリ)

その作業前の合間に図書館に行き、選挙投票に行った。

政治について思うことは市長選開票後に書こうと思う。

わが市の未来についての話は、時機を見てということで。

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さて、昨日練習後、主将と飯を食っているとこんなことを言う。

「”&ー”が練習後にこんな質問してくるんですけど、どう答えたらいいんですか?

”なんかボクめっちゃパンチもらったんすけど、どうしたら良いんですか?”」

答えてかんとく曰く、「知るか!」

というのも、そういう質問をされると答えに窮する。

「なんなんだ、そのアバウトな質問の仕方は?」と思う。

まあワタクシが大学生のときもスパーリング後「今日のオレどうやった?」と

聞いていたような気がするので人のことは言えないが、

違う形で質問していたら、戦闘力は栗りん位にはなっていたかもしれん。(ニヤリ)

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この質問方法は、答えが一つのときには良いだろう。

ある意味受験勉強してきて、答えが一つしかない場合には有効だろう。

正しい答えへの誘導方法を知るには。

小問題に10分くらいで答えられる方法を知るという意味で、有用だ。

しかしながらボクシングにおける一つの技術が答えと考えるとしても、

そこにたどり着く為のアプローチ方法は無数に存在する。

というかこの質問の仕方だと、その選手がどんな技術、

つまりディフェンス方法を身につけたいのかがはっきりしない。

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大切なことはどんな技術を付けたらいいかという仮説は

自分で考えなければならないということだ。

その仮説はどうやったら見出せるのか。

それは多くのボクシング技術をまず「見る」ということだ。

なんかこの選手はパンチをもらわない、ということは

例えば足と上半身の組み合わせが違うのかもしれないと考えた。

ならば、その技術を身につける為にできる人に「聞いてみる」ということ。

その「聞いてみる」方法は「どんな練習をしているか」だ。

・・・・・

よく選手は「オレの試合どうでした?」とか聞く。

まあ練習を見ていれば指導者は「それに対して」は答えられるが、

それは今までの蓄積との比較でしかない。

強くなりたいとか、上手くなりたいのであれば、自分の外の世界を

見て、そして取り込んでいこうとしなければならない。

そのためのジャブは「挨拶」などのコミュニケーションで、

よい技術を持つものには「どういう練習をしているの?」という右ストレートを

当てていくことだと思う。

byかんとく

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