09年度関関戦の分析・重量級編 byかんとく

L 安藤

相手が打ってこなかったのでラッキーだった。

ポイントでは大差だったが、いいサウスポー相手の練習になったと思う。

試合のセコンドでアドバイスしたように、相手が遠い距離ならば、

まずはリードを二つ出してから、右ストレート左フックとつなげるようになろう。

ただライト級が合っている強豪相手には、もっとシビアなパンチが求められる。

繰り返し、目的意識を持って試合でしていたことを練習し、

かつ、その後の連打も身につけていくべきだ。

左フックが当たった後も攻撃を続けられるように、

3パターンくらいの連打を身につけよう。

なにも何個も身につける必要など無い。

・・・・・

Lw 松岡

ハイレベルな相手によくやったと思う。

ただ自身でも気づいているだろうが、パンチをもらうと極端に

集中力が下がるときがある。

関関戦の応援にもきてくれた、某商業高校出身の元主将と同じだった。

彼が最後の最後でやっと勝てるようになったのは、

「一発ももらわない」という集中力を身につけたからだ。

一発ももらわずに勝つボクシングにはどんな技術が必要だろうか?

足を使う、ガードを下げないということもそうだが、

より早いリズムでのボックスが必要になる。

プロ式の打ち方よりもより早いリズムを身につけるように

シャドーから練習を始めてみよう。

・・・・・

W 井上

文句なし。中大の佐藤君に教えてもらったサウスポー対策がうまくはまっていた。

ただフックの角度が悪いときがある。

よりシビアにフックの角度を意識して、練習する必要がある。

まずはシャドーのときからどういう角度でフックが当たるのかを

意識して練習しよう。

またサンドバッグ、ミット打ちもコンビネーションばかりやるのではなく、

単発のフックを確認するラウンドも作ろう。

・・・・・

M 塩田

今回の関関戦のワタクシの楽しみはこのメインイベントの、

全く可愛くない『オグシオ対決』であった。

珍しく塩田が集中して練習していた。

これは大事なことだ。

繰り返しビデオを見、勝つそのイメージ通りにできるように、

反復練習していたのでうれしかった。

ただ、この四足歩行の鉄人が試合でそれを出せなかったのは

『焦りすぎ』の為だ。

自身でもビデオを見てわかっていたと思うが、あの選手は踏み込みが早いのだ。

決して上半身だけでは打っていくのではない。

にもかかわらず「前に行こう前に行こう」というのが焦りにつながり

上半身が倒れガードが寝る。

それを相手が見逃してくれなかった為のRSCだ。

焦らんでも相手が打ってくるときには、必ず自分のほうに近寄ってくる。

まずは焦らずに足からステップインできるように、繰り返し練習を。

by かんとく

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