『筋力アップの徒然』について byかんとく

ボクシングの基本に書いた筋力アップ。この補足を書いておこう。

私が思うに日本のアマチュアボクサーの中で、

ほんまのアスリートといえるレベルの運動能力を有する選手は数が少ないと思う。

もやしっ子が多いような気がする。

アスリートといえるレベルとは、走って(長距離も短距離も)、

跳んで、投げて、俊敏に左右に動けて、組んで押し合い、

などにおいて、何も運動していない人間に一つも負けないというものだ。

選手によっては、得意な部分では勝てるだろうが、苦手なものに関しては、

感覚が身についていないから負ける。それではアスリートとはいえないだろう。

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これはアマチュアボクシングがKOを重視するのではなく、

テクニックを重視するから、同じ練習時間があるならば

技術練習に時間をかけたくなるということが大きいだろう。

実際、簡単なテクニックが2,3あれば、試合に楽に勝てることも多いと思う。

でもやっぱりボクシングするなら、荒ぶるパワー、見えないような動きというものが

湧き出ているような選手になったほうがいいんじゃなかろうか?

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私自身の経験を書く。

私が主将時代、リーダースキャンプに参加し、

レクリエーションで腕相撲大会が催された。トーナメント戦である。

ワタクシの初戦の相手はバレーボール部であった。

190cmくらいある主将である。

レディーゴー、、、、5秒くらいで負けた。

世の中的にはボクサーは腕力があると思われるもの。場を盛り下げてしまった。

言い訳を書くならば、私は当時フライ級だったから仕方なし。

でもやっぱり、悔しいものである。どうせなら中距離走にしてほしかった。

まあ中距離走にしたところで、サッカー部とかには勝てなかっただろう。

というかそれはレクリエーションにならんか。

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ほんの3年前にエースであった選手の話。

入学当初はフェンシング経験から距離感はあるが、

パンチのリズムは遅いし、運動能力もホドホドという選手がいた。

が、この選手ジムワーク後に自主的に

トレーニングセンターでトレーナーに師事していたようだ。

彼はいま某警察署にいる。別に逮捕されたわけではない。

警察官として日夜天下国家のために働いているのである。

これは、そうやって付けた体力が間違いなかったという証明であろう。

やっぱり運動、特に格闘技の場合、技術は

しっかりとした筋力、瞬発力、持久力があってこそ、発揮できるというもの。

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そういうことで、ウエイトトレーニングの基本。

選手はベンチプレスで最高でどれくらいのウエイトをあげられるだろうか?

ちなみにワタクシ現役時代、フライ、バンタムだったが、60kgは5回あげれたぞ。

当時住んでいた寮にそれ以上のウエイトがなかったので

マックスパワーがいくつかはしらんが。

スクワットは引退後、ハーフマラソン向けのトレーニングでマウスピースを噛み、

某ゲームメーカー系列のジムのマシンで160kgあげていた。

「フンフン」いいながらウエイトをしていたので、一般人に白い目で見られたが。

とりあえず、ベンチプレスなら自分の体重は最低限あげよう。

スクワットはバーベル使用の場合は自重+自重の1.5倍のウエイト、

マシン使用の場合は自重の3倍が目安。

広背筋をつけるには、マシンを使ってのロープリー(ボート漕ぎみたいなやつ)や

腰や足に重りを巻いてのチンニング(懸垂)。

膝から下の筋力トレは重りを持ってのカーフレイズあたりか。

(スクワットマシンにつま先だけを引っ掛けて、利用する手もある)

他のトレーニングも基本とすべきラインがある。

それをトレーニングセンターの先生に師事して教えてもらってはどうだろうか?

byかんとく

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