『国歌斉唱』について byかんとく

本日、神戸世界記念会場(仮名)に赴く。

穂積の世界戦を見るため。

席は自由席のため遠かった。

前座の試合を見ていると遠すぎてパンチの音が聞こえない。

仕方なし、金をケチるからだ。

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穂積。

このHPをみるくらいだから、当然世界戦は見ていた方々ばかりだろうが、

ワタクシ、席で痺れておりました。

なんというかチャンスに畳み掛ける集中力がすごい。

華がある。とても大英(仮名)でバイトしていた青年には見えなかった。

まるで求道者だ。

阪神のアニキの新書を読んだときも思ったが、プロフェッショナルは

ある一線を越えると神聖な領域にたどり着くのであろう。

どうせならそこに近づける人間になりたいものだ。

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さて、世界戦前。

恒例のごとく、もちろん国歌斉唱が行われる。

昔、江田島というところで合宿をしたときに、

教務官の先生がおっしゃっていたことを思い出す。

「よく何かの紛争等で、国旗を燃やしている民衆がいるのを

見たことがあると思いますが、これはその国家に対する最大の侮辱です。

国旗とはその国に住む人々のアイデンティティーの象徴であり、

もし君たちがふざけて国旗を燃やしたとしたら、下手をすると

その国民に殺される可能性すらあるんです。」

・・・・・

果たして、我が部員は国家を歌っていたのかと聞きたい。

まあ歌わなくても、国旗に対して最敬礼になる姿勢は大切だ。

もちろん其々の思想があり、国家を歌わないという者であっても、

国外での基準がどんなものかを理解しておく必要があろう。

「国旗に最敬礼」ということは、日本国旗だけではない。

相手の国旗に対してこそ最敬礼でありたいものだ。

残念ながらウィラポンを倒した挑戦者はその実力を示す前に

倒されてしまったわけだが、敵地に単独で乗り込んで

何かをつかもうとする姿勢。

これはやっぱり見習いたい。

そしてそのチャレンジャースピリットを賞賛する意味でも

国旗掲揚という部分を大切な行事として認識してホシイ。

byかんとく

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