ボクシングの基本20『リードブロー3』 byかんとく

最近書いていなかったので本日二つ目の題材。

またジャブかよ、どんだけぇー、っていうな!

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さてさて、月曜日は情・恋済トーク。イッツショータイムである。

本日のメイン、いけていなかった。

開始早々、すごいダッシュ力だねえ。

後半、すごい根性勝負だねえ。

以上、それ以上に見る部分は少ない。

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それ以上によかったのが、ハイライトではあったが、

飲菌(仮名)vsBAR財(仮名)のWBOスーパーミドル級の試合であった。

どうやらワタクシ、ベガスの試合より、欧州の試合のほうが好きなようだ。

お国柄か?昔プロレスを見ていても同じ印象を受けた。

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BAR財はアマチュアで260戦231勝というキャリアがあるが、

そのスタイルは非常にガードが固いものであった。

相手の飲菌も世界軍人トーナメントで優勝するほどの猛者であるが、

それを見事にガードしていた。

ガードし切れてはいない部分も多かったが、そのガードのおかげで

ダメージありと判断されるポイントが非常に少ない。

だからこそ、それだけのキャリアでも「頭沸いていない」でいられるのであろう。

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というよりも、この試合は非常にクリーンで12Rを通して、

頭低いわーと判断される場面が無かった。

うちの選手なら、特にスーパーサイヤ人なぞ、1Rの後半で頭が出ている。

そうなっていないのは、ずっと同じスタンス、構えから行動を起こしており、

行動後は元のスタンス、構えに必ず戻るクセが身についているからだ。

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さて、表題の件。

私が云々書いたところで、優秀なる学生諸子には

学習していただけ無いようなので、この試合を見ることをお勧めしよう。

この試合で双方クリーンに試合を運べたのはバランスとともに

『的確なるリードの使用方法』を身につけていたからと思う。

双方とも、力を入れたジャブではない。

間々にはそれも挟むが、やわらかく前の手を使い

相手に先手を取らせないようにしている。

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うちの選手のように漫然とジャブを出すのではなく、

力を抜いた状態から、丁寧にそして的確にジャブを出し続けている。

これがすばらしい。

リードを一つ一つ丁寧に打つ練習も、取り入れてはどうであろう。

情・恋済もメインで言っていたが、それを「THIS IS IT」(ここが勝負だ)

と思ってやってほしい。

by かんとく

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