昨日本日と兵庫県の強化練習会。
ワタクシは昨日所用のため参加できなかったので
本日だけ西宮香風高校に練習を身に赴く。
例年通り、日大の梅下先生にご指導いただき、有難い限りです。
にもかかわらず、うちの大学の参加者は、高木、二葉、清水、小藪の4人のみ。
二回生は成人式があり、かつ他の部員は明日からのテスト準備のため不参加。
テスト勉強なんて前もってやっとけばええやんけ、といつも思うのだが。
それはさておき、今回の練習会は去年以前にも増して小・中学生の参加が多い。
この子らはきっと強くなるだろう。
大学生でもキツイ練習に対して、早い時期から参加しているのだから。
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さて、練習風景。
昨日は基礎の確認、本日はマスなど対人練習を入れた応用編。
本日は応用編だけれども、その前に一人でやる練習の確認。
↑ ウズベクでの手を付けたツイスト。ただ適当にやっていては
必要な筋肉の強さや、しなやかさが身につかない。しっかり大きく。
↑ ウズベクでの、ガードから肘を開くトレーニング。
ボクシングの練習通り、腰もガードも立てた状態から。
↑ 同じくガードから肘開くトレーニング。
「ガードから攻撃をする意識、リズムで」と梅下先生。
↑ 出した足を引くと同時にフックの練習。
しっかり「タメ」を作ることが強いパンチのための第一要因だが、
だからと言ってボクシングの構えが崩れては意味がない。
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この合同練習会、毎年見ていて思うことなのだが、
まだフニャフニャしたボクシングしかできなかった選手でも、
2日間が終わる頃にはボクシングらしい動きが身についている。
しっかりした強いパンチを打つのは、ボクシングの基本だ。
これは素人でも1,2発なら打てるのだが、打つ数が多くなると練習した人間しかできない。
その素人でも出せる1,2発というものは、技術が身についた選手は
残念なことにいつの間にか出し惜しみを始める。
その代わりに変わった角度のパンチや、一風変わったディフェンスでごまかし始める。
確かにそれは有用なときもあり、試合を有利に運ぶ一手になるかもしれない。
でもそればかりに意識が囚われている選手は、しっかりした1,2発が
いつの間にか打てなくなってくる。
基本はいつでも出せなければならない。そうでなければ応用なんて意味がない。
基本のパターンから変化するから応用が活きる。
自分が応用だと思っていることも一つのパターンでしかないのだから、
その応用しかできなければ、研究されたら切り返す術がなくなってしまう。
もう一度しっかり認識してほしいことがある。
やはりパンチは相手をブッ飛ばす意識で強く打つべきだ。
特にサンドバッグなどの練習では。
もう一度、そのあたりをしっかり確認して、シーズンに入ってほしいものである。
あ、その前にテストでダメージ(精神的な?)がたまらないことを願っているよ、
合同練習に来ないかわりに、しっかり勉強しているはずだから(にやり)
by かんとく