先般、給料明細を見ていて思った。健康保険料って高くないか。
気になったので実家にも健康保険料(実家は国保)はどんなもんか聞いてみた。
結論、両方とも高い。
保険の概念に照らしてみれば、いざという時の為、なのはわかるのだが、
それにしても収入に占める毎月の掛け金の割合が高すぎると思う。
一時健康保険関連の仕事をしていた嫁に「何故?」と聞いてみると、
「いや、そういう制度のものだからね」と言われてしまう。
そもそも保険の概念って、事故に合う確率が1/100の人たちを100人集めて
いざ事故にあった時のお金を出せるように1/100ずつ負担することだろう。
だが健康保険料は社保であれ国保であれ、給料に応じての割合で払うことになる。
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敢えて書いてみよう。
あの有名人のせいでワタクシは莫大な金(自己意識的には)を払わせられていると。
竜馬先生は日本の素晴らしい未来のために国民皆保険制度をご提案なさったが、
今となっては60以上の人民を、少ない人民で支えなければならない。
この制度はピラミッド型ならば成り立つけども、そうでなければ成り立たない。
支払う人と払ってもらう人の数のバランスが崩れれば、
毎年毎年、健康保険の財務はタイトになっていく。
今政府は65歳まで働ける社会を作ることになっているが、
財務がタイトな政府は65歳(そのうちに70歳から)から年金を支払うようにするため
多くの企業で退職となる60歳から、年金の給付のある65歳までの間を
所属していた会社の健保組合に、医療費の支払いを受け持たせる(非該当会社もある)。
その上後期高齢者医療制度というものができたので、その分の財源まで徴収される。
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健康保険組合もたいへんである。退職した人民の健康保険まで面倒を見させられ、
かつワタクシのような立場も給料も低い丁稚からは取るに取れない。
なぜならば上述のように「莫大な金を払わされている!」とか言われるのである。
こんな状態でバランスを取るほど難しいことはあるまい。
その辺に詳しいワタクシの嫁は「だから毎月毎月冷や冷やしてるはず。
どこの健康保険組合も拠出金(つまり医療費や後期高齢者保険制度など)が
多くなって保険料を支払えなかったら、健康保険組合は清算。」という。
ちょっと前に某運輸会社の健康保険組合は上記の状態に陥り解散したが、
健保組合加入者は「政府管掌健康保険(全国健康保険協会管掌健康保険)」に
移ることになった。政府がやってる健保、国保と違うんか、という気もする。
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どこの健保も大変らしく嫁曰く、
「私がやってたときは、健保組合の理事会も安全運用を求めていた。
でも資産運用の担当者と話をすると『今は結構、小麦の先物運用だとか
利回りの高いものを運用する健保さんも多くなっていますよ』って言ってたけど、
それってすごいハイリスク・ハイリターンだから、それくらいしないと
うまいこと回せない危うい健保も存在してたってことなんだと思うよ。」
なるほど。
皆さんのところの健保は大丈夫ですか?
by 上述の最初に健保が保険の概念と会っていないことに憤りを感じていたが、
調べるうちに健保とは社会保険と知り、保険の概念には当たらないのもわかったが
健保の料金が高いのは、エライ人たちが、今健保がどんな状態化がわからないように
わざと複雑化にしているから失敗してるんじゃないのかと感じた、かんとく