呉の実家に帰ったのが昨日夕方。昨日の朝練までは岐阜県多治見市にて
合同合宿を実施しておりました。
さてまず最初に。
練習会場をご提供いただいた、多治見工業高校の先生方、
無法者の多い部員に宿を提供いただいた清楽の皆様、
練習にお付き合いいただいた岐阜県連盟、愛知県連盟の皆様、
中央大学の糸川監督、伊藤コーチ、同志社大学の河村監督、
名古屋大学の岩尾監督、ありがとうございました。
皆様のご協力により、非常に良い練習ができ、大きく伸びた選手もいました。
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合宿の様子について。
↑ 旅館「清楽」は和風テイスト(昔ながらの大部屋)とワンルームがあります。
↑ 関学は3-4名一室(ワンルーム風味)に。
清楽への到着は13時過ぎでゆっくりし、練習開始15時。
↑ ここまで大々的に歓迎いただき、非常に恐縮しました。
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大体こんな感じで進行しました。
◎8/27(初日) 15:30~19:00 ジムワーク(スパーリング他)
↑初日は他校の選手の実力が把握しきれないので、キャリアと体重で
スパーリングの対戦相手を決め、様子見しながらの進行でした。
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8/28(2日目) 5:30-8:00
・ランニング4km ・ダッシュ40m×20
・基礎トレ(タッチボクシング、グルグル、ダンベルシャドー、シャドーなど)
15:30-18:30 ジムワーク(スパーリング他)
↑ 前日のスパーリングの状況を確認して組み直し。
宮本が同志社・黒田君に倒され、鼻血ブーになったので
何事かと病院に連れて行ったら、鼻を折られてました。
不用意に増やした体重で前に出たところにカウンター、
これは世にいう“身から出た錆”というやつだな(にやり)。
↑ スパーリングだけじゃあせっかくの合宿がつまらないので
練習の最後に体幹トレーニングやらを入れてみました。
中央大学の選手は経験がないようで、維持の難しさに苦しんでいました。
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8/29(3日目) 5:30-8:00
・ランニング4km ・ダッシュ40m×10
・基礎トレ(タッチボクシング、グルグル、ダンベルシャドー、シャドーなど)
15:30-18:30 (スパーリング他)
↑ 実力の確認ができたので、3日目にして組み方も楽に。
とは言え、全体のバランスを取るために、実力の上下で組むことも。
この場合、実力が上の選手はただ受けるだけでなく、
前の手だけとかボディー打ちだけ強くとか、自分なりに練習を見つけられる
頭を使える選手はどんな練習でも伸びていけるものです。
まあ疲れてきて、それが難しくなってくる3日目でしたが。
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8/30(4日目) 5:30-8:00
・ランニング4km ・ダッシュ30m×20
・基礎トレ(タッチボクシング、ダンベルシャドー、シャドーなど)
・男だらけの懇親リレー大会(全大学を混ぜて、関西や中部、北信越といった具合に
各ブロックごとにチームを作り、対抗戦。案外盛り上がったので、
これを恒例行事にしたら、全国大会での再開が面白くなるかもね)
13:00-16:00 ジムワーク(スパーリング他)
同志社さんの合宿最終日。
さすがに連日のスパーリングで
ダメージも気になるので重量級はミットを中心にした進行。
やっぱり各階級に複数人数いると、いろんなパターンの練習ができ、
メリハリという点でも非常にいい練習ができたと思います。
同志社大学さん、ありがとうございました。並びにお疲れ様でした。
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8/31(5日目) 5:30-7:30
・ランニング4km ・ダッシュ30m×20
・基礎トレ(タッチボクシング、レスリング、馬跳び競争、シャドーなど)
泥というほどではなかったが、地面が湿っていたためか。
はたまた、このツラい合宿という現実世界から逃げたいという願望からか。
馬跳び競争をした選手の背中に、、、「ららら、拳士の羽」か。
13:00-16:00 ジムワーク(スパーリング他)
↑全国的に優秀な成績を残している服部君も練習に参加してくれた。
だいぶ手を抜いてくれたが、それでも山内の脳内は揺れていた(にやり)。
全国は遠いのぉ。
↑多治見工業は8月29日から2学期開始だが、30。31日で
夏休み明け試験というのがあり、29、30日は一緒に練習ができなかった。
試験が終わったこの日は高校生も練習に参加。
ジムワークの最後の「おたのしみゲーム」は、「腕立て伏せの構えで、
普段の足踏みゲームの代わりに相手の手をタッチするやつ」をやってみたが、
疲れている筈の選手も案外いい動きをしていた。
リレーの件もそうだが、疲れがたまっているときは、何らかしらの楽しみの
アプローチを入れていくことで、もう一段上の強い身体、動ける身体を
作り上げるきっかけになるだろう。
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9/1(最終日) 5:30-7:30
・ランニング4km ・ダッシュ30m×20
・基礎トレ(タッチボクシング、ダッキング、シャドーなど)
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と、上記のような流れでやってみました。
確かに合宿だけ頑張ることは誰にでもできる。
頑張りさえすれば大概の合宿は乗り切ることができる。
しかしながらこれは大きな目標をつかむための、何十週あるうちの
一週間にしか過ぎないものなのだから、せっかくつかんだものは
ほかの何十週にも活かせるように工夫してやってほしいものである。
by 慣れていない朝5時起きが続き、知らぬ間に疲れがたまっていたためか
本日、朝飯からの二度寝、昼飯から昼寝の移行が非常にスムーズだった、かんとく