現代社会の歩き方 for 4回生 byかんとく

本日、現主務より追い出しコンパの案内状が届く。

12月18日の消印になっているのに、本日届く。

某民営化した団体へ、言っておこう。12月18日消印で本日届く!

まあ、年賀状があるから、遅れるのは仕方ないにしても、、、ねえ。

折角なので、昨日本日と読んだ本に絡めて、

ちょっと早いが、4回生への言葉として書いておこうと思う。

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本日読破は湯浅誠著『反貧困~「すべり台社会からの脱出」』。

小説ばかり読んでいて、脳の中がホワホワしているので

ちったあ違うものを、とサミュエル=ハンチントン(昨年去逝)著、

『文明の衝突と21世紀の日本』と共に購入。

両作とも新書であるが、ちょっと読むのに時間がかかります。

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さて、4回生へは『反貧困』を読むにつけて、大変な時に

船出をしなければならないことを肝に銘じるべきだ、といっておこう。

上記は望むと望まないとに関わらず、現代社会が「自助努力」を

必要以上に求めている姿を描いている。

人間は一人で何事もなせるわけではない。

何事かをなせると思っている人間は、それまでに親や所属する共同体から

自信を植え付けてくれた環境と『貯め』を得てきた筈、と書いている。

実際の問題として、ボクシング部に属していなければ、得られる事の無い

人間関係的『貯蓄』を得ていると思う。

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私の分析だが、かつての日本(1970年前後。40年前くらい?)は

『世界一成功した社会主義国家』であった。

国民皆保険制度があり、かつての「ムラ」の共同体的運営をする年功序列制度、

政府が公共事業を行うにしても、戦前の教育から「一所懸命」に業務を

こなすことが当たり前と育った労働世代。がんばった分だけ評価される。

当時、東西冷戦の中、中国からも視察が来たくらいである。

だが私が思うに、このままいけば、日本は

『アメリカ以上の資本主義的能力主義国家』になりつつあると思う。

転職をする若手の20代はいまや、半数位いるのである。

「今の労働環境がおかしい」「同じ仕事をしても給料が○倍増える」など。

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私は「一所懸命」がんばるつもりが、社内では「上の世代」が閊えている。

若手は会社がコスト削減を進め人手不足であり、抱える業務も半端じゃない。

下の者が入ってきたかと思えば、派遣社員であり、彼らには

基礎的な労働空間が整えられていないことからの、士気が高くない。

「よし、昇進した」と思えば、「名ばかり管理職」として残業代を抑える目的ということも

考えられる。

全部が全部、自分を苦しめるため、と思ってもおかしくは無い。

そこで、人はその中(会社内)で、必死に生き残ることのみを考える。

ちょっと道を逸れれば、そこには「すべり台」が待っている、と考えたとして、

それは何もおかしいことではない。

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社会人になったとき、社内にとどまってばかりでは、「煮詰まる」ことも

職場によっては少なくないと思う。

だからこそ、逆説的に言おう。

社外で自分と全く損得関係の無い人間との付き合いも、残しておかなければならない。

人の生きる道にはいろんな道程がある。

確かに、こだわり続け結果を求める姿勢は尊いものである。

だが、自分の人生を振り返ったときに「会社のために尽くしたのに」とか

「上司に裏切られた」と泣き言を言う人生が、すばらしいとは思えない。

ボクシングをしているときでも、私の言うことが100%ではなかったはずだ。

それでいい。社会での基礎基本を理解したうえで、自分なりにアレンジを加える。

そのために、全然関係の無い人のやり方を知ることは重要だ。

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とまあ、ちょっと真面目なことを書いてみた。

でも、アレンジに行き着く前に基礎基本があるということは、現役学生は

忘れてはならない。

「俺はこのスタイルっす」といい、試合に勝ちたいのであれば、

シーズンインまでのこの短期間に、基礎基本を徹底的に身につけておくことだな。

基礎基本が無いのにアレンジだけでは勝てない、学べない。=試合にも出せない。

by かんとく

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