その方が自分が興味をもってなくても、世の中でヒットしている書籍というものを
知るきっかけになる。なぜなら頼んでもいないのに本屋の店員というのは
おすすめの書籍を平積みしてくれているので、実際買わないまでも
「あー、こういうのが流行っているのだな」と記憶に残るのである。
硬いものから柔らかいものまで、小説から実務書、桃色に至るまで、
ワタクシの書籍乱読の所業は、このように醸成されてきたわけですな。
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であるがこの読書法には一つ難点がある。
というのも、Aという本の中に参考文献で出てきた、BとCとDといいう書物を
探したいと思ったとき、広がる書籍の海の中でいちいち物理的に探さねばならぬ。
無論、書店の方でもそこの点は心得たもので、検索機械を設置しているわけだが、
それでも検索に手間取るわけである。
なぜならば、BとCとDという書籍名と著者名を、いやそのような書籍の存在自体を
ワタクシ自体が覚えていないということが多々あるからである。
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ということでネットの古本屋を使ってみた。
4冊7000円分が送料込3500円で買えた。
この方法は、自分の視野が広げるというメリットを捨てることになるが
広げた視野の中で引っかかった書物を探すには便利だ。
だってキーボードにタイプするだけでいいのだから、
気になった本があれば、とりあえず決まったメモに記しておけばよい。
それ専用のメモを用意しておけばいいわけですな。
とりあえず長い合宿の暇つぶしには、上だけで694頁の『スノーボール』か。
↑ とりあえず一冊目レイ・クロック著『成功はごみ箱の中に』を
読んでわかったことは「今当たり前のモノも過去にはなかったモノだった」
ということ。ところで右下の文庫いくらだと思う?
by 上記の自伝を読む限りアクの強すぎる、レイ・クロックというオッサンが
あの世界的ブランドを作っていく様はそれはそれで面白いと思った、かんとく