『箱根駅伝』について byかんとく

かんとくは怒Sである。

それを選手諸君は、入部2秒後には感じ取っていることと思う。

何でこんな練習せなならんのじゃ。と思ってる多数であろう。

やってる本人には、実につまらない練習も多いものだと思う。

それをして一体未来に何があるのか、栄光への架け橋になりうるのか。

答えは経験上、栄光への架け橋になると思ってなければわざわざ言っていない。

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ボクシングは陸上競技と同じく、個人競技である。みんなそう思っている。

ボクシング経験者もそう、ボクシング未経験者もそう。

だが、個人がいろんな技術を的確に吸収すれば、

結果として対抗戦の際にはチームに貢献できる。

エースが必ず勝ち星を得るということは、いいと思う。

ただ、大学ボクシング(リーグ戦や対抗戦)はチーム競技だ。

個人競技者が集まったチーム競技である。

そういう意味で、エースさえ勝てばいいという競技でではない。

エース一人のパフォーマンスだけの競技ではないのだ。

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表題の箱根駅伝に関して。青学大は33年間、本戦には出れなかった。

その青学の資料は持っていないが、おそらく当時のOBには嫌な思い出として、

今でも持っていたと思う。ゴール前150mで棄権したのだから。

何度も言うが、ボクシングは陸上と同じく個人競技である。

だが、先の青学の例では、その個人競技としてやることでも、

たった一人が自分の職務を全うできなければ、その結果として、

チーム全体に何十年も悪夢が残るという競技だと思う。

駅伝もいざ競技になれば誰も助けられない競技である。

だが、そこに行き着くまでには、チームとしていろいろなことがあるはず。

必死になって練習する同期がいて、レギュラーを目指し切磋琢磨しているはず。

その相手に勝てないとして、いろいろ思うところはあると思うが、

例えばスタッフとして、例えば準レギュラーとして、

ひとつの目標である箱根に挑んでいるわけである。

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競技に臨めば、個人競技者として走る。でもその結果はチームとしてのものだ。

襷をつなぐ。

それはボクシングの対抗戦でも同じである。

たとえ対抗戦で、そいつが試合で負けても仕方ないと思う場面はある。

だが、負けようが何しようが、その対抗戦に対しての思いを

次の選手につなげる試合が出来るようになってほしいと思うのである。

by かんとく

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