『今日の世界戦』について byかんとく

日本人同志の世界タイトルマッチで

これだけクリンチがなく、これだけ12ラウンド打ち続けられる、

これだけレベルの高い試合が見れるとは思いませんでした。

八重樫さん、井岡さん、どうもありがとう。

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プロの試合を見たから真似しますと言う部員がいたとしても

これまでははっきり言ってそのまんまの試合スタイルを是とはできなかった。

アマチュアボクシングのルールでは不適格だったからだが、

この試合だけは真似すべきものが多かったように思う。

まず距離感。

さすがにアマチュアとは言え100戦とか70戦とかしているお二人。

完璧に自分の距離を理解しているからできる試合だった。

大学はじめの部員には、この感覚を早い段階で覚えることをお勧めしよう。

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第二は手数。

今のプロの試合は12ラウンドある。

その中でこれだけの手数を出せるというのは凄いことである。

3ラウンドしかないのに手数を出せない部員が多い。

何なら1ラウンドしかスパーしないのに100発も手を出せない奴もいる。

やはり試合云々以前にしっかり練習中に、手数を出すのが当たり前の練習を

積んできているからである(もちろん彼らが練習しているのは強の連打である)。

この二つについては、四の五の言う前にとりあえずやればいいのである。

やった上でしかその効果は試合には出てこない。

逆に言えば手数をしっかり出す練習をしなければ、試合でも手数は出ないのだがね。

by 世界戦を見ても当たり前のことしか書かない

(書けないという説もある)、かんとく

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