この前のリーグ戦に向かう道中に出会ったR大のM君と話していた話題を提供。
↑ 君は知っているか、かつて“ブラジル出身のカリスマ、ダーッ!”と
“パウンドフォーパウンドチャンピオン”が日本で試合したということを!
(左と真ん中のDVD)
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M君曰く「勧誘がうまくいきません、どうしてはりますか?」
答えるワタクシ「まあなあ、うちはとりあえずビラ配らせとるわ。1万枚が目安。
ボクシングの推薦がたくさん入学してくれるわけでもないし、
今後推薦入試が増えたとしても、一般部員が入らないような部になるなら
ワタクシは部を率いる理由もないし、第一面白くないだろうし。」
M君「なるほど、やっぱりそれしかないですよね」
ワタクシ「うむ、それしかない。単純に言うならば、我々はマイナー競技者だ
という意識を失ったら、それはもはや違う競技じゃないんかなと思う」
M君「この前、新人勧誘会みたいなんがあったんです。
うちの大学だとプロレス同好会の奴らがすごすぎます。
3分かそこらの時間だと、我々だとミットうちとかしかないですよね。
でもプロレス同好会はまず会話力でつかんで、派手な技とかでアピールを
“しやがるんですよね”(これはワタクシが誇張してみました、ニヤリ)。」
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といったことを、某プロレス同好会に属していた丁稚先の先輩と
会合に参加していたプロレス大好き人間たち(仮名)に投げてみる。
ワタクシ「(上述)ってかんじで苦戦してるみたいです。どうしてはったんですか?」
S先輩「うーん、よそから見たらそう見えるんかな。
ただ、自分を含めてプロレス好きの人たちは、ブラジル出身のカリスマをはじめとして、
小さいころから人を振り回す人民を見て育っているから、そういう意味で
言葉の使い方とか雰囲気の作り方とかを知らず知らずに学んでるのかもしれないなあ」
テリー「マイクパフォーマンスとか、うまいやつと下手な奴がおるもんな、プロでも。
それが小学生でもわかってしまう。それを中学生からとかきちんと分析して
大人になったとしたら、大きな財産になってるかも」
ワタクシ「それはありえますね。でもいまから、ブラジル出身の元気ですかカリスマとか
電流爆破好きの涙のカリスマとか見ても、3分間の新人勧誘には活かせんでしょう?」
S先輩「うちの同好会でもプロレス好きばかりが集まってるわけじゃなかったもんね。
世界の巨人とブラジル出身カリスマしか、プロレスラーは知らない女の子とかも
最近は入ってるみたいなんだけどね。その子らが興味を持ってるのは、
リングアナウンスとか照明とか音響とか。ある意味劇団に近いところで、
しかもプロレス特有の雰囲気にひかれたのが入部のきっかけらしい」
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ドリー「まあ天気がよかろうが雨が降ろうが、屋外で当たり前にやれるってのは
大きい意味でのパブリシティー効果があるもんなあ。
舞台をセグメントせずに、個性が発揮しやすい、そういう意味でも
好きな人が多いのがプロレスってもんだし。
何でもアリだもの、プロレスやってる方に限らず、その接し方は」
ワタクシ「なるほどねえ。そういう意味では、本当に勧誘するならば、
劇団のやり方とか或いはチャラ系サークルとか、いろんな方法論を
観察してみるのもいいかもしれませんね。正解にたどり着く日は遠くとも(にやり)」
パトリオット「とりあえず、新人歓迎会に関しては、仕込んどくのが早いかもね。
ボクサーなんだから、“殴られ屋”風味に『この中でボクサーに挑戦したい人、
手を挙げてください。ではそこの君、舞台に上がって』って言ってさ、
その上がってきた奴はサクラみたいな。そこでボクシング部のディフェンスをアピール!」
ワタクシ「あー、アングルを作っておくわけですね、でも最近の大学生、
大学によっては道場破りに行くようなオラオラ系とか多くてヤバいらしいですよ。
誰に任せましょうかねぇ」
ハンセン「We!」
by どこの大学のボクシング部も苦戦している新人勧誘について
取材した結果の戯言を書いてみた、かんとく