グリコについて byかんとく

先生も走るという師走であるが、実に暇である。

業種上、仕事は不況もモロに直撃する。

だが、自動車世界第一位のTも、工場は週休3日になるというし、

今のご時勢、仕事があるだけでもありがたいもんだ。

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さて、本日も読書タイム。

本日は『夢をかなえるゾウ』の著者、水野啓也の新作『大金星』を読んでいる。

この本はいろんな言葉が出てくるので、書くネタに一個一個使っていこうかと思う。

まあ、それはさすがに著者に悪いので、一個だけ。

「勇気などは、天性のものではない。臆病者が、自分自身を練り、

言い聞かせ、知恵をもって自ら鼓舞することによってかろうじて得られるもの」

いいねえ。すばらしい言葉だねえ。長宗我部元親の言葉だそうだ。

(司馬遼太郎著『夏草の賦上』からの引用らしい。

昔読んだが、ぜんぜんこの言葉が記憶に残っていない皺の無い脳だな。)

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まあ何事もそうだな、何かを超えようする思いと準備が無ければ、

失敗を恐れて(自覚があるかないか其々だけれども)、

手をつけられないということはよくあることだ。

或いは手をつけたとしても、言い訳をすでに用意していたり。

それにしてもこの本は、何かを考えるきっかけになる言葉がいろいろある。

そういう意味では普通の物語よりも、事典としての機能があるので

有用だといえるな。

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枕が長いが、さて表題の件。

グリコとはグリコーゲンのことです。

お菓子じゃないよ。

ここの所、ランニングのやり方について書いてるが、

直前なのでグリコーゲンローディングも出来ればやってみてはどうかと

そういう意味での表題です。

知らない人のためにちょいと解説。

グリコーゲンという糖類を分解したものは、基本的に肝臓にためられている。

朝飯を食わなくても勉強や運動ができるのは、

ここにあるグリコーゲンを使っていると思ってもらえればいい。

勉強は糖類だけを脳内にて使用。だから朝飯食わないと勉強の能率は落ちる。

朝飯大事。受験勉強経験者はよく効かされてただろう?

運動の場合は、糖類と同時に脂質を燃やしたりする。

ここで注意するのは脂質は「糖類と同時に燃やされる」ということ。

ダイエットでも糖類をとらずに運動しても、体内の細胞壊して

糖類を作り、それで運動できているに過ぎないから注意。

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ハーフはうちの選手の場合、多分早くても1時間半弱くらいだと思う。

その間、補給場所はあるにしても、大幅な等分の補給は無理だ。

つまりスタート前に蓄えている糖分と、自己の細胞を壊して手に入れた

エネルギーを使って走ることになる。

細胞を壊すとどうなるか、各箇所の機能の低下を招く恐れがある。

膝の筋肉、関節辺りの機能低下を起こすと、膝を壊すことになる。

その予防のためにしっかりグリコーゲンをためておいて、

エネルギーのために、細胞を壊さなくてもいい状態を作っておくということが、予防になる。

それがグリコーゲンローディングだ。

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グリコーゲンローディングをわかりやすくいうと、肝臓にためる

グリコーゲンの量を増やす方法のこと。

やり方としては飢餓状態に身を置くことで、体がグリコーゲンをためる必要感じさせ、

その後に糖分摂取を増やすことにより、貯蔵容量を増やす。

本来はきちんとしたやり方があり、マラソンや駅伝の選手は

きちんと計画立ててやっている。

うちの選手がそこまでやるなら、ボクシングの試合のときでいい。

その代わり、個々でプチ体験しておいてはどうか。

やり方は

1、レースの3日前まで糖分の摂取を減らす。どうせ授業もねえんだから

プチ断食でもしてはどうか?女子雑誌によるとデトックス効果もあるらしいぞ。

まあ断食はさておき、野菜やたんぱく質は摂るとして、ご飯の量を

半分以下にしてみよう。

腹が減ります?

わかった。キャベツの千切りに塩振って、腹いっぱいになるまでくえ。

2.2日前からたんぱく質、脂質よりも糖類の摂取を増やす。

まあご飯の量を増やすということだな。ほかにはパスタ、餅などもいい。

もちは最高。何故正月に体重が増えるか。餅が糖質の固まりだからだ。

大体餅一個食ったら、倍くらいの量のご飯を食ったのと一緒と考えていい。

で、レースに臨む。当日は勿論ご飯をしっかり食べてくること。

スタート時間が遅いんだから、普段1膳半なら2膳半は食べておこう。

以上、参考に

BY かんとく

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